この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
東大寺と正倉院には、奈良時代にさかのぼる完形に近い伎楽面が東大寺に30面、正倉院に171面遺されています。これらは元来東大寺が管理してきた品で、天平勝宝4年(752)4月9日の大仏開眼会で用いられた面が多くふくまれています。
伎楽面の遺品としては法隆寺に伝わった飛鳥時代の一群(東京国立博物館蔵)と双璧をなすものであり、平安時代以降、次第に衰微したため内容に不明な点の多い伎楽の実相を知るうえでもっとも重要な作品群です。
本展では東大寺所蔵および近代に同寺を離れた伎楽面のなかから、近年の研究であらたに確認された伎楽面作者である春日人万呂の3面をそろって公開します。また、大仏開眼会の面を制作した作者のひとりである基永師の酔胡王と酔胡従を一堂に展示することで、個性的で異国情緒あふれる伎楽面の魅力に迫ります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年10月1日(火)~2024年12月22日(日) |
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会場 | 奈良国立博物館 Google Map |
展示室 | なら仏像館 第9室 |
住所 | 奈良県奈良市登大路町50番地 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日、10月15日(火)、11月12日(火) ※正倉院展会期中(10月26日[土]~11月11日[月])は無休 ※10月14日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 700円 大学生 350円
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TEL | 050-5542-8600 (ハローダイヤル) |
URL | https://www.narahaku.go.jp/ |
奈良国立博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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