海を渡った画家たち
-初期のコレクションより-

軽井沢現代美術館

  • 開催期間:2024年4月25日(木)~2024年11月24日(日)
海を渡った画家たち -初期のコレクションより- 軽井沢現代美術館-1
海を渡った画家たち -初期のコレクションより- 軽井沢現代美術館-2
海を渡った画家たち -初期のコレクションより- 軽井沢現代美術館-3
「世紀の詩」1991年 キャンバスに油彩 80×100cm 間部学
「ムッシュ」1986年頃 キャンバスに油彩 125.3×93.3cm 菅井汲
企画展示室
海を渡った画家たち -初期のコレクションより- 軽井沢現代美術館-1
海を渡った画家たち -初期のコレクションより- 軽井沢現代美術館-1
海を渡った画家たち -初期のコレクションより- 軽井沢現代美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

海を渡った画家たちの初期のコレクションは主としてヨーロッパで活躍した作家で形成されました。

その先駆者といえば藤田嗣治をおいて語ることは不可能でしょう。はたして1920年代のフランス画壇において彼ほど輝かしい評価を獲得した日本人画家が存在したでしょうか。

軽井沢現代美術館のコレクションは先ずフジタに注目することからスタートしました。そしてフジタの交流を紐解く過程が同時代にフランスで活動する様々な日本人作家はもとより、国内で前衛の活動をした「具体」の作家のもとへとコレクションを導き、同館の作品の収集に繋がっていったのです。

第二次大戦後の1950年代、多くの日本人作家が渡航、アンフォルメルに身を投じた堂本尚郎、今井俊満をはじめ、「エコール・ド・パリのスーパースター」と呼ばれた菅井汲や、佐藤敬、鬼頭曄 らが綺羅星のごとく活躍したとき、遠くブラジルの地では間部学がコーヒー農園で働く傍ら画業に励み、遂に「ブラジルのピカソ」と呼ばれるまでに評価を高めていました。長谷川潔もまた、当時フランスで失われたマニエール・ノワールの技法を復活させ、その作品の静謐な中に秘める精神性で高く評価され今日に至っています。

同時期に世界のあちらこちらで多数の日本人作家が才能を花開かせたことは正に奇跡のように思われます。『これらの作家の足跡を追う』、これをコンセプトに初期のコレクションは形成されていきました。

◆出展作家
今井俊満、鬼頭曄、佐藤敬、菅井汲、堂本尚郎、長谷川潔、藤田嗣治、間部学(五十音順)

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年4月25日(木)~2024年11月24日(日)
会場 軽井沢現代美術館 Google Map
住所 長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉2052-2
時間 10:00~17:00
休館日 火曜日 水曜日 
※ただし、GW、祝日・夏期は無休
観覧料 大人 1,000円
65歳以上・大高生 800円
中小生 500円
未就学児 無料
TEL0267-31-5141
URLhttp://moca-karuizawa.jp/

軽井沢現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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「世紀の詩」1991年 キャンバスに油彩 80×100cm 間部学

「ムッシュ」1986年頃 キャンバスに油彩 125.3×93.3cm 菅井汲

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