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1979年12月、東京都品川区北品川の住宅街に、現代美術専門の私立美術館として、原俊夫の設立によって開館した原美術館 (はらびじゅつかん) 。1988年には、群馬県渋川市に別館ハラ ミュージアム アークを開館した。
原美術館は、2021年1月に東京での活動を終え、群馬県渋川市伊香保にある別館のハラミュージアムアークに活動拠点を集約し、美術館の名称を「原美術館ARC」と改称して、2021年4月にリニューアルオープンを迎える。
品川に原美術館を開設して40余年。私の祖父母の邸宅だった建物は、人と人をつなぐ活動の舞台となりました。多くの才能との出会い、絆は私たちの宝ものです。2021年1月11日、その建物は美術館としての役割を終えました。そして春からは、群馬県の「原美術館ARC」に集約いたします。 運営母体の財団名「アルカンシエール/Arc-en Ciel(虹)」を象徴する「ARC」には、「アートセンター」の意味も含まれます。多種多様な人々が集い、新たな価値を創造する場としての活動を、これからは「原美術館ARC」で続けてまいります。
豊かな自然の中に建つ「原美術館ARC」は、世界的建築家・磯崎新による設計で、漆黒の建物それ自体が美術作品と言える唯一無二の空間です。書院造をモチーフとした特別展示室「觀海庵」では、国宝・重要文化財を含む東洋古美術からなる「原六郎コレクション」と現代美術の競演をお楽しみいただけます。東京から装いも新たに移設される作品など、新たな魅力が加わる「原美術館ARC」にご期待下さい。
2021年3月 公益財団法人アルカンシエール美術財団 理事長 原俊夫
(同館プレスリリースより)
◆ 建築について
磯崎新の設計による原美術館ARCは、伊香保グリーン牧場に隣接する緑豊かな広い敷地に作られている。ピラミッド型の屋根を持つ正方形のギャラリーAと両翼に細長く伸びるギャラリーB・Cというシンメトリーを意識して配置された3つの展示室は、やわらかい自然光がトップライトから降り注ぐシンプルな空間の中、現代美術の展示を行っている。一方、特別展示室「觀海庵」は、書院造をモチーフにした静謐な和風の空間で、木、石、和紙、漆喰で仕上げた内部のいたるところに名工の技が光っている。また、屋外にはアンディ ウォーホルやジャン=ミシェル オトニエルをはじめ、内外の現代アーティストによる常設作品が点在する、また、環境に配慮し、太陽光発電も使用している。
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