開館35周年記念企画展
「金子兜太展」

山梨県立文学館

  • 開催期間:2024年9月14日(土)~2024年11月24日(日)
開館35周年記念企画展「金子兜太展」 山梨県立文学館-1
開館35周年記念企画展「金子兜太展」 山梨県立文学館-2
開館35周年記念企画展「金子兜太展」 山梨県立文学館-3
開館35周年記念企画展「金子兜太展」 山梨県立文学館-4
開館35周年記念企画展「金子兜太展」 山梨県立文学館-5
開館35周年記念企画展「金子兜太展」 山梨県立文学館-6
金子兜太 96歳 2015年 撮影 樋口一成
金子兜太 父 元春宛書簡(部分)1944(昭和19)年11月1日 
この年3月に赴任した戦地のトラック島で書かれたと思われる。2枚目には戦地での作6句が記されている。元春(1889~1977)は開業医で俳人、俳号・伊昔紅(いせきこう)。
金子兜太「彎曲し火傷し爆心地のマラソン」色紙 
『金子兜太句集』(1961年 風発行所)所収、日本銀行長崎支店に勤務しているときの作。
金子兜太 筆 「秩父俳句道場」の会場に掲げた看板
「秩父俳句道場」は、兜太を中心とする「海程」同人たちの鍛錬句会。1979年から2017年まで続いた。
金子兜太「春落日しかし日暮れを急がない」色紙
『両神』(1995年 立風書房)所収
金子兜太 遺作となった9句の句稿
「海程」第541号(2018年4月)掲載
開館35周年記念企画展「金子兜太展」 山梨県立文学館-1
開館35周年記念企画展「金子兜太展」 山梨県立文学館-1
開館35周年記念企画展「金子兜太展」 山梨県立文学館-1
開館35周年記念企画展「金子兜太展」 山梨県立文学館-1
開館35周年記念企画展「金子兜太展」 山梨県立文学館-1
開館35周年記念企画展「金子兜太展」 山梨県立文学館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

金子兜太(かねことうた 1919~2018 埼玉県生まれ)は、前衛俳句、社会性俳句の中心的存在として戦後を代表する俳人です。生まれ育った秩父への思いや、小林一茶への共感などを根底に創作活動を繰り広げました。太平洋戦争中、海軍主計中尉として赴任したトラック島(現チューク諸島)での戦場体験から、反戦への思いを晩年まで持ち続けました。

本展では、その生涯と作品の魅力を紹介し、今日における“俳人兜太”の意義を探っていきます。

◆ 金子兜太(かねことうた)
1919~2018年。埼玉県比企郡小川町生まれ。旧制水戸高等学校在学中の1937(昭和12)年にはじめて句会に参加し、本格的に句作をはじめる。1941年に東京帝国大学経済学部在学中、加藤楸邨(しゅうそん)主宰の「寒雷(かんらい)」に投句し、楸邨に師事する。大学卒業後、日本銀行へ入行、その後、海軍主計中尉としてトラック島に赴任、餓死者が相次ぐなか奇跡的に命拾いをし、終戦後の1946年11月に復員した。1947年、日本銀行へ復職する一方、「寒雷」へ復帰し、沢木欣一(きんいち)の「風」創刊に参加、社会性俳句運動に共鳴する。1960年頃より前衛俳句の旗手として注目を集め、80年代には俳句雑誌「海程」の主宰となり、現代俳句協会会長を務めた。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年9月14日(土)~2024年11月24日(日)
会場 山梨県立文学館 Google Map
展示室展示室C
住所 山梨県甲府市貢川1-5-35
時間
  • 展示室 9:00~17:00(入室は16:30まで)
    閲覧室 9:00~19:00(土日祝は18:00まで)
休館日 月曜日 
※月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、その翌日が休館
観覧料 一般 600円(480円)
大学生 400円(320円)
  • ※( )内は20名以上の団体料金、前売券、県内宿泊者割引料金
    ※高校生以下の児童・生徒、65歳以上の方は無料(健康保険証等持参)
    ※障害者手帳を持参の方、およびその介護をされる方は無料
    ※前売券は山梨県立文学館受付で9月13日(金)まで販売
    ※11月20日(水)県民の日はどなたでも無料
TEL055-235-8080
URLhttps://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/

山梨県立文学館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

山梨県立文学館 山梨県立文学館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する

より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する

周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
山梨県で開催中の展覧会

出展作品・関連画像IMAGES

金子兜太 96歳 2015年 撮影 樋口一成

金子兜太 父 元春宛書簡(部分)1944(昭和19)年11月1日 
この年3月に赴任した戦地のトラック島で書かれたと思われる。2枚目には戦地での作6句が記されている。元春(1889~1977)は開業医で俳人、俳号・伊昔紅(いせきこう)。

金子兜太「彎曲し火傷し爆心地のマラソン」色紙 
『金子兜太句集』(1961年 風発行所)所収、日本銀行長崎支店に勤務しているときの作。

金子兜太 筆 「秩父俳句道場」の会場に掲げた看板
「秩父俳句道場」は、兜太を中心とする「海程」同人たちの鍛錬句会。1979年から2017年まで続いた。

金子兜太「春落日しかし日暮れを急がない」色紙
『両神』(1995年 立風書房)所収

金子兜太 遺作となった9句の句稿
「海程」第541号(2018年4月)掲載

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

※あなたの美術館鑑賞をアートアジェンダがサポートいたします。
詳しくはこちら

CLOSE

こちらの機能は、会員登録(無料)後にご利用いただけます。

会員登録はこちらから
SIGN UP
ログインはこちらから
SIGN IN

ログインせずに「いいね(THANKS!)」する場合は こちら

CLOSE


がマイページにクリップされました

CLOSE マイページクリップ一覧を見る


がお気に入りに登録されました

CLOSE マイページお気に入り一覧を見る


を訪問済みに移動しました

CLOSE マイページ訪問済みイベントを見る

CLOSE

name

参考になりました!をクリックしたユーザー 一覧
CLOSE