この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
1907(明治40)年、自然主義文学の隆盛期に小説「少年行(しょうねんこう)」で文壇に登場した中村星湖(なかむら せいこ 1884~1974)の生涯と作品を取り上げます。
山梨県立文学館においては1994(平成6)年の企画展以来、30年ぶりの展覧会です。改めて明治、大正、昭和を生きた郷土の文学者が残した仕事を紹介します。
◆ 中村星湖(1884~1974)
山梨県富士河口湖町(旧 河口村)生まれ。本名將爲(まさため)。早稲田大学在学中に応募した小説「少年行」が一等に選ばれ、自然主義作家として知られるようになる。卒業後、「早稲田文学」の記者となり、1919(大正8)年まで在社。小説だけでなく、フローベールやモーパッサンの作品を翻訳し、鈴木三重吉の児童雑誌「赤い鳥」に童話を発表。さらに、民衆芸術、農民文学運動に関わる評論活動など幅広い分野で活躍した。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年4月27日(土)~2024年6月23日(日) |
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会場 | 山梨県立文学館 Google Map |
展示室 | 展示室C |
住所 | 山梨県甲府市貢川1-5-35 |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日、5月7日(火) ※ただし4月29日、5月6日は開館 |
観覧料 | 常設展観覧料で観覧できます 一般 330円(260円) 大学生 220円(170円)
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TEL | 055-235-8080 |
URL | https://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/ |
山梨県立文学館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ 講演会「中村星湖 自然主義文学の再評価の中で」
日時:5月18日(土)13:30~15:00
会場:研修室 定員100名
講師:中丸宣明(法政大学教授)
・入場無料
・電話またはホームページの「イベント」欄の申込みフォームからお申込みください。
先着順で定員になり次第締切となります。
◆ 講座(年間文学講座3)「資料から見える中村星湖の人と作品」
日時:6月2日(日)14:00~15:10
会場:研修室 定員60名
講師:保坂雅子(山梨県立文学館 学芸課長)
・入場無料
・電話でお申込みください。講座は、4月20日(土)より申込みを開始します。
◆ 閲覧室資料紹介
「もっと知りたい中村星湖」
日時:4月26日(金)~6月23日(日)
会場:1階閲覧室
中村星湖の著作や関連の図書・雑誌を紹介。資料は手に取って観覧できます。
・入場無料
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