この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
2024年は、東海道五十三次の最後の宿場・庄野宿の完成から400年、また箱根駅伝第100回という節目の年にあたります。これを記念し、東海道第十の宿場であり、最大の難所として知られた箱根に位置する岡田美術館にて、歌川広重「東海道五十三次」(保永堂版)を中心とした特別展を行います。
この作品が今なお高い評価を得ているのは、四季折々の美しい景色はもちろん、各地の名所・名物の情報を盛り込み、登場人物を生き生きと描くことで、旅への憧れをかき立てる点にあります。東海道の旅を夢見た江戸の人々もまた、絵を眺めては空想をめぐらせ、家に居ながらにして旅気分を味わったのでしょう。
本展では、富士山を描いた絵画の名品や、京都の人気絵師・伊藤若冲と円山応挙、広重と同時代を生きた江戸琳派の鈴木其一らの作品(約30件)もあわせて公開。江戸から京都まで、展示室で旅気分をお楽しみいただきます。
※「東海道五十三次」全55枚は、前期・後期に分けて展示します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2024年6月9日(日)~2024年12月8日(日)
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会場 |
岡田美術館
![]() |
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1 |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 | 会期中無休 |
観覧料 | 一般・大学生 2,800円(2,550円) 小中高生 1,800円(1,550円)
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TEL | 0460-87-3931 |
URL | https://www.okada-museum.com/ |
岡田美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

歌川広重「東海道五十三次 箱根 湖水図」江戸時代 天保 4~5 年(1833~34) 岡田美術館蔵 ※前期展示

歌川広重「東海道五十三次 日本橋 朝之景」江戸時代 天保4~5 年(1833~34) 岡田美術館蔵 ※前期展示

歌川広重「東海道五十三次 京師 三條大橋」江戸時代 天保 4~5 年(1833~34) 岡田美術館蔵 ※後期展示

「東海道五十三次蒔絵書箪笥」江戸時代後期 19 世紀 岡田美術館蔵

伊藤若冲「雪中雄鶏図」(部分) 江戸時代中期 18 世紀後半 岡田美術館蔵

歌川広重「箱根温泉場ノ図・箱根湖上ノ不二」(部分) 江戸時代後期 19 世紀中頃 岡田美術館蔵

歌川広重「東海道五十三次 原 朝之富士」江戸時代 天保 4~5 年(1833~34) 岡田美術館蔵 ※後期展示

横山大観「霊峰一文字」(部分)大正 15 年(1926) 岡田美術館蔵

歌川広重「東海道五十三次 岡部 宇津之山」江戸時代 天保 4~5 年(1833~34) 岡田美術館蔵 ※後期展示