この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
江戸末期の浮世絵師、歌川国芳(1797–1861)は、奇抜なアイデアや斬新なデザインで名高く、国内外で高い人気を誇ります。30代前半に「通俗水滸伝豪傑百八人之一個(壱人)」シリーズで世に出て以来、武者絵を得意とし、3枚続きの大画面も用いてダイナミックに描きました。
天保13年(1842)に役者や遊女を描くことが禁止されると、苦境の中でユーモアと機知に富んだ戯画を数多く制作。猫を筆頭に金魚や鳥など様々な動物を登場させた戯画は、国芳作品の魅力の一つとなっています。
本展は国芳展の決定版として、武者絵や戯画をはじめ、遠近法や陰影など洋風表現を取り入れた風景画、美人絵や子ども絵など、幅広い画題の浮世絵版画に貴重な肉筆画を加え、約300点を展示。国芳の魅力を余さず伝えます。(会期中展示替えあり)
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2024年12月21日(土)~2025年2月24日(月・振) |
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会場 |
大阪中之島美術館
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展示室 | 4階展示室 |
住所 | 大阪府大阪市北区中之島4-3-1 |
観覧料 | 未定 |
TEL | 06-6479-0550(代表)(10:00-17:30) |
URL | https://nakka-art.jp |
大阪中之島美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

歌川国芳 《鏡面シリーズ 猫と遊ぶ娘》 弘化2年(1845)頃

歌川国芳 《「美盾八競 晴嵐」宮本無三四》 弘化2–3年(1845–46)頃

歌川国芳 《遊女道中図》 嘉永元–3年(1848–50)頃