TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション

大阪中之島美術館

  • 開催期間:2024年9月14日(土)~2024年12月8日(日)
  • クリップ数:55 件
  • 感想・評価:12 件
TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション 大阪中之島美術館-1
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アンリ・マティス《椅子にもたれるオダリスク》1928年、パリ市立近代美術館 (トリオ<モデルたちのパワー>より)
photo: Paris Musées/Musée d’Art Moderne de Paris
萬鉄五郎《裸体美人》(重要文化財)1912年、東京国立近代美術館蔵 (トリオ<モデルたちのパワー>より)
アメデオ・モディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》1917年、大阪中之島美術館 (トリオ<モデルたちのパワー>より)
ヴィクトル・ブローネル《ペレル通り2番地2の出会い》1946年、パリ市立近代美術館
photo: Paris Musées/Musée d’Art Moderne de Paris (トリオ<現実と非現実のあわい>より)
有元利夫《室内楽》1980年、東京国立近代美術館 (トリオ<<現実と非現実のあわい>より)
ルネ・マグリット《レディ・メイドの花束》1957年、大阪中之島美術館 (トリオ<<現実と非現実のあわい>より)
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

パリ、東京、大阪-それぞれ独自の文化を育んできた3都市の美術館のコレクションが集結します。セーヌ川のほとりに建つパリ市立近代美術館、皇居にほど近い東京国立近代美術館、大阪市の中心部に位置する大阪中之島美術館はいずれも、大都市の美術館として、豊かなモダンアートのコレクションを築いてきました。

本展覧会は、そんな3館のコレクションから共通点のある作品でトリオを組み、構成するという、これまでにないユニークな展示を試みます。

時代や流派、洋の東西を越えて、主題やモチーフ、色や形、素材、作品が生まれた背景など、自由な発想で組まれたトリオの共通点はさまざま。総勢110名の作家による、絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品で34のトリオを組み、それをテーマやコンセプトに応じて7つの章に分けて紹介することで、20世紀初頭から現代までのモダンアートの新たな見方を提案し、その魅力を浮かびあがらせます。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2024年9月14日(土)~2024年12月8日(日)
  • ※会期中、一部作品は展示替えがあります
    前期 9月14日~10月27日
    後期 10月29日~12月8日
会場 大阪中之島美術館 Google Map
展示室4階展示室
住所 大阪府大阪市北区中之島4-3-1
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
※ただし、9月16日、23日、10月14日、11月4日は開館、翌火曜日休館
観覧料 一般 2,100円(1,900円)
高大生 1,500円(1,300円)
  • ※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金
    ※中学生以下無料
    ※団体は20名以上。団体鑑賞をご希望される場合は事前に大阪中之島美術館公式ホームページからお申し込みください
    学校団体の場合はご来場の4週間前までに大阪中之島美術館公式ホームページ学校団体見学のご案内からお申込みください
    ※障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は当日料金の半額(要証明)。ご来館当日、2階のチケットカウンターにてお申し出ください(事前予約不要)
    ※本展は、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です
    ※前売券は2024年8月19日(月)10時から9月13日(金)23時59分まで
TEL06-4301-7285
大阪市総合コールセンター(なにわコール)
受付時間 8:00~21:00(年中無休)
URLhttps://art.nikkei.com/trio/

大阪中之島美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

大阪中之島美術館 大阪中之島美術館

感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS

5.0

TRIOの衝突

 DUOだったとしたら、絵画同士の共通点を探して、あぁ何となく似てるよね、で終わってしまいそうだが、TRIOで3作品目がぶつかることによって、作品が小さくまとまるのではなく、何でこの3作がセットなんだろう、と解釈が広がり始めるのが面白かった。特に、藤田嗣治「五人の裸婦」、マリー・ローランサン「プリンセス達」に、ジャン・メッツァンジェ「青い鳥」がぶつけてあったのが、その感が強かった。
 今まで見ていた油絵が佐伯祐三、荻須高徳など暗い色調が多かったこともあり、色とりどりの明るい色調の絵画を見ることが出来て楽しかった。

5.0

さすがの企画展

昔パリで見たモディリアーニが大阪で見られるとは。
でも一番良かった作品は映像アート、百瀬文『Social Dace』でした。

REPORT

念願の大阪トリオ展

東京での展覧が開催される前から、ずっと楽しみにしていた企画展。
今回満を持しての鑑賞となった。

大阪の中之島に新しい美術館ができたと知ったとき以来、いつか是非訪れたいと思っており、今回、この美術館でトリオ展なるものが開催され…readmore

THANKS!をクリックしたユーザー
Sukekiyo-Acckermanさん、rururio1124さん、アバウトさん
  • VIEW199
  • THANKS3
  • BY m167o8g

5.0

日曜日でも

混んでました。が、お客様の鑑賞のマナーが、気にならず、気持ちよく鑑賞できました。
陳列のカテゴリー毎の、まとめかた、興味深く、楽しめました。
日曜美術館で取り上げられていた、薔薇の椅子。思いがけず遭遇できて感激でした。

5.0

一粒で三度おいしい。

3館それぞれの空気が感じられたし、知っている作品も、新しい角度から見ることができた。思いがけず好きな作品と再会できたし、壁に書かれた作品の説明も、端的で分かりやすかった。本当に行けてよかった、ありがとうございました。

4.0

三館の「コレクション展」

パリ市立近代美術館、東京国立近代美術館、大阪中之島美術館それぞれのコレクションから一作ずつ選び響きあうテーマを示唆するという構成の本展。ひとつの展覧会としてはそれほど「深い」という感じはしないが、逆に幅広い主題や形態、そして年代の芸術作品が展覧できるという点では、なかなかおもしろいと思った。関西では神戸で開催中のデ・キリコの作品が展示されていたり、他展への導入としてもよさそうだ。
美術館へはだいたい「○○展」を銘打った企画展を目当てにして行くので、常設のコレクション展は企画展を観たあとの疲れた目と頭でさらっと鑑賞してしまうのだが、本展はあらためてコレクション展そのものを前景化させてくれるような印象だった。個性豊かな作品がたった3点揃えられただけでも、そこには汲みつくせないテーマや時代性などが漂ってくる。美術館がそうした物語の萌芽の場であること、時代や地域を超えて、人々の営み、精神性が作品を通じて共鳴しあうことの可能性を多様な切り口で投げかけてくれる。
あるいは、学芸員のみなさんがコレクションの意義や歴史を伝えるために、さまざまな美術館とのネットワークから多種多彩な作品をつなぎ、展覧会という物語を作り出す様子を多少なりとも想像できるかもしれない。

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morinousagisanさん、アバウトさん

3.0

期待度

面白そう、と期待していった割には、さっくら、見て、、、って感じでした。なんか、もっと各々のコレクションの差みたいなのとか、強く感じるのかなと思っていたので。私の問題だとは思いますが、集中力があまり維持出来ませんでした。

2.0

皆様の感想を参考に

最近は写真撮影OKにしている美術館が増えましたが、マナーの悪い客にはきちんと注意をして欲しいものです。
3美術館のコレクション展。
内容は確かに面白かったですが、見せ方にもう一つ、工夫が欲しかったかな。金額分の価値があったか?
うーん、美術館としてはいいんですけどね。
残念

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morinousagisanさん

REPORT

三つ巴か三位一体か

パリ市立近代美術館・東京国立近代美術館・大阪の中之島美術館が、一つのテーマに原則一枚の絵を展示するという面白い企画。
どの美術館がこの企画を立ち上げ、どういう経緯でこの3美術館が選ばれ、この絵が飾られたのか。図録には書いてあ…readmore

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morinousagisanさん、アバウトさん
  • VIEW375
  • THANKS2
  • BY 夢司

5.0

3館(トリオ)の学芸員の競演

1つのテーマに3つの美術館から1枚ずつ作品を並べて展示するという素敵な企画。
同じ館で開催されている「塩田千春展」というように一人の作家を取り上げて見せる展覧会が多い中、ここでは様々な作家が登場する。その絵を選ぶのは美術館の学芸員の方々。
テーマごとになぜその絵が選ばれたんだろうと絵だけでなく学芸員さんの思いの競演も興味深かった。
 この案内の絵マティス(パリ)とともに紹介されるのはモディリアーニ(大阪)、萬鉄五郎「裸体美人」(東京)という各館の代表作が並ぶと思えば、ブランクーシ、キリコという大御所と並んでイケムラレイコというこれからの作家が展示される。それぞれのテーマで取り上げられた各館からの3つの作品を作品そのものを楽しむことももさることながら、なぜここにこの絵が選ばれたんだろうと考えながら鑑賞した。
 それともう一つ楽しかったのが、自分の好みを再確認できたこと。遠目では誰の作品かわからないまま、この絵は素敵!と思って近づいてみると自分が好きな作家の作品であったことが何枚もあった。先日福岡で初めて知った作家辰野登恵子の別の作品に出会えたり、初めて知る作家(その中で一番気に入ったのは、菅野聖子)に何人も出会えたのも収穫だった。
 たくさんの作品の中から3館の組み合わせを選んでいく作業は大変だったと思う。
でもそのおかげで豊かな鑑賞体験ができた。感謝。

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karachanさん、黒豆さん、morinousagisanさん

REPORT

パリ、東京、大阪の近代美術館コレクションの代表作が集結!

美術館が形成してきたコレクションは、美術館の根幹をなすものです。コレクションを観ればその美術館がどんな美術館であるかが分かります。

1937年パリ万博のためにパレ・ド・トーキョーが建設され、東西の両翼に国立と市立の美術館設立が…readmore

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黒豆さん、uchikoさん、karachanさん、アバウトさん、Camdenさん

5.0

贅沢すぎた空間!!

早く見たかったので、9月23日に見に行って来ました。
祝日だったせいか、オープン前から100人以上並んでいましたが、中に入ると、適度にバラけた感じでゆっくり見れました。
絵1枚1枚に対しての説明はありませんが、どうゆう観点から、またはとうゆう共通点で、3枚の絵を比べているかが説明されてあり、”なるほど” と思ったり、芸術の奥深さを感じられたり出来、勉強になりました。
ルネ・マグリットが大本命でしたが、ダリやシャガールやユトリロもあり、嬉しくてたまりませんでした!!
おまけにこの展覧会では、殆ど全て、写真を撮れます!!
随分近くまで寄って見れるし、すっごく得した気分で、より楽しかったです!!
これまで全く知らなかったラウル・デュフィの「電気の精」という10枚から成る作品の色がとても綺麗で、描き方も可愛く、好きな芸術家が増えました。
私には、主催者の意図がわかり、良い絵画ばかりで素晴らしい空間に浸れたので、絶対にオススメします!!

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アバウトさん、morinousagisanさん

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出展作品・関連画像IMAGES

アンリ・マティス《椅子にもたれるオダリスク》1928年、パリ市立近代美術館 (トリオ<モデルたちのパワー>より)
photo: Paris Musées/Musée d’Art Moderne de Paris

萬鉄五郎《裸体美人》(重要文化財)1912年、東京国立近代美術館蔵 (トリオ<モデルたちのパワー>より)

アメデオ・モディリアーニ《髪をほどいた横たわる裸婦》1917年、大阪中之島美術館 (トリオ<モデルたちのパワー>より)

ヴィクトル・ブローネル《ペレル通り2番地2の出会い》1946年、パリ市立近代美術館
photo: Paris Musées/Musée d’Art Moderne de Paris (トリオ<現実と非現実のあわい>より)

有元利夫《室内楽》1980年、東京国立近代美術館 (トリオ<<現実と非現実のあわい>より)

ルネ・マグリット《レディ・メイドの花束》1957年、大阪中之島美術館 (トリオ<<現実と非現実のあわい>より)

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