この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
室町時代、日本絵画史を代表する画僧・雪舟等楊(1420-1506?)は山口を拠点に活動しました。そのおよそ100年後、雲谷等顔(1547-1618)が、雪舟の大作《四季山水図(山水長巻)》(国宝、毛利博物館蔵)を毛利輝元(1553-1625)から授かり、雪舟の画風を継いだことによって、萩藩お抱え絵師「雲谷派」が誕生します。
雲谷派の画家たちは《山水長巻》を模写することで雪舟の画風を学習し、さらに雪舟の肖像画を描くことで、「雪舟流の正統な継承者」としての立場を対外的に示しました。この雲谷派による《山水長巻》模本と《雪舟像》を含む雲谷派の4作品が、「雪舟から雲谷派への流れ」を知る上で欠かせない作品と評価され、このたび重要文化財に指定されました。
本展では山口県内の「新・国指定文化財6点」を中心に、「雪舟と雲谷派」ゆかりの作品計15点を公開し、雲谷派の活動の原点について紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2023年10月13日(金)~2023年12月3日(日) |
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会場 |
山口県立美術館
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住所 | 山口県山口市亀山町3-1 |
時間 | 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※ただし11月6日[ファーストマンデー]は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円(800円) シニア・学生 800円(600円) 18歳以下 無料
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TEL | 083-925-7788 |
URL | http://www.yma-web.jp/ |
山口県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

重要文化財 雲谷等與《雪舟等楊像》天祐紹杲賛 寛永16年(1639)賛 山口県立美術館蔵
[展示期間:10月13日~11月12日]