この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
江戸時代に盛行した浮世絵は、絵師、職人たちの卓抜した技術で制作された多色摺木版画によって世に広く流布して人気を博しましたが、美人、役者、風景など、題材もさることながら描かれる内容は当時の娯楽や文化、流行を色濃く反映し、江戸に暮らす人びとの様子を今に伝える貴重な視覚史料でもあります。
江戸の人びとは、現代人がテレビやインターネットで情報を得るように、歌川広重の東海道五十三次とともに旅行を楽しみ、歌川国芳が描いた歴史ヒーローによって歴史や伝説を語り、寄せ絵や風刺絵で社会を知って、人気の歌舞伎役者や力士の絵を買い求めるなど、浮世絵をメディアツールとして楽しんだのです。
本展覧会では、このような幕末から明治の浮世絵の世界を多色摺木版の人気作品によって紹介します。幕末期の、歌川広重、葛飾北斎の風景画から、明治の鹿鳴館時代の様子まで、江戸から東京へと移り変わる都市や文化の姿と、そこに生きた人びとを描いた作品約140点をお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2023年7月1日(土)~2023年9月3日(日) |
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会場 |
高崎市タワー美術館
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住所 | 群馬県高崎市栄町3-23 高崎タワー21 |
時間 |
10:00~18:00
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休館日 |
月曜日(祝日の場合は開館し、翌火曜日休館) ※会期中の休館日 7月3日・10日・18日・24日・31日 8月7日・14日・21日・28日 |
観覧料 | 一般 600円(500円) 大高生 300円(250円)
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TEL | 027-330-3773 |
URL | https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2023051000100/ |
割引券 | https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2020070300068/ |
高崎市タワー美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

三代歌川豊国《東都両国橋川開繁栄図》安政5(1858)年 中右コレクション
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月岡芳年《風俗三十二相 遊歩がしたさう 明治年間妻君之風俗》明治21(1888)年 中右コレクション
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作者不明《無題(黒船図)》嘉永6(1853)年頃 中右コレクション
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歌川国芳《山海目出たい図会 くせが直したい》嘉永5(1852)年 中右コレクション
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歌川国芳《御奥の弾初》嘉永2-4(1849-1851)年頃 中右コレクション
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