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当時にタイムスリップ
美術館を訪れた日は中高年男性の鑑賞者が多かった。みんな目をキラキラさせ、ロボットアニメに魅了された少年時代に戻ったかのように展示を楽しんでいる姿があちこちで見られ、ロボットの凄さと人々を惹きつけるパワーを感じた。
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本展は、日本のアニメーションにおける巨大ロボットのデザインとその映像表現の歴史を辿り、「巨大ロボットとは何か」を問いかけます。
架空のロボットが登場するアニメーション(ロボットアニメ)は、いまや日本の大衆文化の一角を占めています。横浜に登場した「動くガンダム」をはじめとする架空の「実物大」ロボットが日本の主要都市に存在し、それらは今や日常的な風景となっているほどです。
『鉄人28号』(1963年)をロボットアニメの嚆矢として、その後『マジンガーZ』(1972年)の大ヒット、そしてロボットアニメの流れに新風を吹き込んだ『機動戦士ガンダム』(1979年)の影響下、今日に至るまで多数のロボットアニメが制作され、魅力的なロボットがデザインされてきました。他の国のアニメーションには見られない、独自の進化と広がりを見せてきたそのデザインの変遷には、空想上の荒唐無稽なロボットという存在に映像的な「リアリティ」を与えるためのデザイン上、設定上の創意工夫が凝らされ、ファンを魅了してきました。
本展では、『鉄人28号』から近年のロボットアニメにおけるロボットのデザインと映像表現の歴史を、それらの「リアリティ」形成において重要な役割を果たした設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証していきます。その上で、「巨大ロボットとは何か」を観客の皆さんとともに考えます。
会期 | 2023年9月9日(土)~2023年11月12日(日) |
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会場 |
福岡市美術館
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展示室 | 特別展示室 |
住所 | 福岡県福岡市中央区大濠公園1-6 |
時間 |
9:30~17:30
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休館日 |
月曜日 9月19日(火)、10月10日(火) ※9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 1,600円 高大生 800円 小中生 500円
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TEL | 092-714-6051 |
URL | https://artne.jp/giant_robots/ |
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美術館を訪れた日は中高年男性の鑑賞者が多かった。みんな目をキラキラさせ、ロボットアニメに魅了された少年時代に戻ったかのように展示を楽しんでいる姿があちこちで見られ、ロボットの凄さと人々を惹きつけるパワーを感じた。
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