この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
名所絵の名手として知られる浮世絵師・歌川広重(初代)。その人気に火をつけたのが、天保四年頃に制作された≪保永堂版 東海道五拾三次≫と呼ばれる、東海道の宿場周辺を描いた名所絵です。その土地の風俗を織り交ぜて描かれた美しい風景画は当時の旅ブームに乗って大ヒットしました。
現代においても20種類以上ある東海道シリーズの中で、特にファンの多い広重の代表作となっています。
本展では、≪保永堂版 東海道五拾三次≫(後摺り・再版)の全55点を一堂に展示します。江戸・日本橋から京師・三条大橋までを江戸時代の旅人になった気分で巡ってみましょう。晴天の日もあれば、雨や雪、早朝や夕暮れもあります。自然や人の営みを慈しむ広重だからこそ描くことができた、抒情性に富んだ世界をご覧ください。
※後摺り…「初摺り」といわれる最初の約200枚は絵師の指示通りに摺られるが、以降の「後摺り」は摺師の一存に任せる習わしがあり、初刷とは細部が変わることが多い。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2016年10月14日(金)~2016年11月8日(火)
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会場 | 本間美術館 Google Map |
住所 | 山形県酒田市御成町7-7 |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
不定休 |
観覧料 | 大人 900円(810円) 学生 400円(350円) 小中学生 無料
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TEL | 0234-24-4311 |
URL | http://www.homma-museum.or.jp/ |
本間美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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