この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
絵の中や画家の人生に秘められたさまざまなスキャンダル。“スキャンダル”を追っていくと、新しいアートを開花させる原動力になっていることも!
殺人犯となったバロック期の巨匠カラヴァッジョ、耳きり事件を起こしたゴッホ、恋多きピカソ、モンパルナスの美男子モディリアーニ・・・。いまに名を残す名作が生まれた背景には、人間味溢れる画家の人生があり、また当時の社会を揺るがすセンセーショナルな事件がありました。
さぁ、絵画の世界、画家の人生にひたってみてはいかがでしょうか?
<10月~12月「サスペンス編」紹介作品の一部>
◆カラヴァッジョ「聖母の死」(ルーヴル美術館)
粗末なベッドに聖母が横たわり、周囲の人の静かな悲しみが伝わってくる場面。伝統的な図像を踏襲しているにも関わらず、当時の評価ははかばかしいものではなかった。聖母がまるで本物の溺死体をモデルにして描かれているようだからと・・・。
◆マネ「草上の昼食」(オルセー美術館)
皇帝ナポレオン3世が開催した「落選展」の話題を独占した作品。当時の目からすれば革新的でスキャンダラスな作品も、アイデアはティツィアーノやジョルジョーネから借り、構図はラファエッロの原画による版画の一部を下敷きとしている。
<1月~3月「ラブ編」紹介作品の一部>
◆リッピ「聖母子と二天使」(ウフィツィ美術館)
修道僧だったリッピは、モデルを務めていた尼僧ルクレティアとの関係が明るみとなり大問題に。しかし寛大な措置により二人は結ばれ、後に画家となるフィリッピーノ・リッピが誕生した。
◆ マンテーニャ「パルナッソス」(ルーヴル美術館)
パルナッソスはギリシアの神々が住む山。中央に描かれたヴィーナスと愛人の軍神マルスが意味するところは、戦争の神も
ヴィーナスの愛によってとりなされ、平和と文化を栄えさせるイタリア・マントヴァを表している。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2016年10月1日(土)~2017年3月31日(金)
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会場 | 大塚国際美術館 Google Map |
住所 | 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1 |
時間 | 9:30~17:00 |
休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝日の場合は翌日休館 ※2017年1月16日~20日は連続休館 ※2017年2月16日~20日は連続休館予定 ※8月無休 ※開館日情報の詳細は開館カレンダーをご参照ください。 |
観覧料 | 一般 3,300円 大学生 2,200円 小中高生 550円
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TEL | 088-687-3737 |
URL | https://www.o-museum.or.jp |
大塚国際美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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