この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
2021年4月、富山市ガラス美術館と世界最大級のガラスコレクションを誇るコーニング・ガラス美術館(アメリカ)は、「New Glass Now」展の共同開催を皮切りとした文化プロジェクトに関する相互協力の協定を締結しました。
コーニング・ガラス美術館では1959年に開催された「Glass 1959」展以降、 1979年の「New Glass:A Worldwide Survey」展の開催や『New Glass Review』の発行、ガラス作家たちへの継続的な支援を通じて、現代ガラスの動向の把握に努めるとともに、優れた現代ガラスの豊かなコレクションを形成してきました。今回はそのコレクションの中でも、2019年開催の「New Glass Now」展に出品され、その後収集された50以上の作家および団体による作品を特別に借りて、展示を構成します。世界に向けて公募され、厳正な選定を経て集められた作品からは、素材としてのガラスの特性から引き出される新たな表現や、今日の我々を取り巻く状況や問題をテーマに制作を行う作家たちの多様な試みを見ることが出来ます。ぜひこの特別な機会に、現代ガラスの「今」を捉えた作品の数々をご覧ください。
◆ コーニング・ガラス美術館 について
1951年に設立されたコーニング・ガラス美術館は、世界最大かつ最も重要なガラスのコレクションを誇り、3500年にわたるガラスづくりの歴史における非常に優れた資料を数多く所蔵しています。富山市ガラス美術館では毎日、吹きガラスのデモンストレーションをおこない、ガラスという素材の本来の姿をお見せしています。来館者は最先端のガラス制作が可能な“スタジオ”というスクールでガラス作品の制作体験ができます。美術館の構内にあるラコウ研究図書館は、ガラスの芸術と歴史に関する世界有数の所蔵資料を保有しています。
◆「New Glass Now」 について
「New Glass Now」展は、2019年、コーニング・ガラス美術館にて初公開されました。この世界規模の徹底的な調査展は、現代のガラス制作の幅の広さと深さを示すべく、52カ国、 1,400名以上のアーティストやデザイナーの応募作品から選ばれたものを紹介しています。コーニング・ガラス美術館が1959年から開催してきたシリーズの第三弾にあたる本展には、開かれた企画手法がとられ、さまざまな国や地域の専門家の協力を得て公募した作品をもとに企画されています。本展は 2021年10月、スミソニアン・アメリカ美術館のレンウィック・ギャラリーに巡回しました。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2022年7月16日(土)~2022年10月16日(日) |
---|---|
会場 | 富山市ガラス美術館 Google Map |
住所 | 富山県富山市西町5番1号 |
時間 |
9:30~18:00
(最終入場時間 17:30)
|
休館日 | 第1・3水曜日 |
観覧料 | 一般 1,200円 (1,000円) 大学生 1,000円(800円)
|
TEL | 076-461-3100 |
URL | https://toyama-glass-art-museum.jp/ |
富山市ガラス美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
富山県で開催中の展覧会