5.0
色をテーマに考え抜かれた展示構成で写実の名品を
作品の並び展示構成により各作品の相乗効果でまた新たな魅力が出る典型でした、常々日本画の山種美術館の作品並び、展示は秀逸と感じていましたが、写実絵画の殿堂ホキ美術館の今回の構成も秀逸、必見です。原雅幸、森本草介、塩谷亮作品多数展示も嬉しい、島村信之「日差し」三重野慶「信じてる」藤原秀一「萩と猫」も好きな作品です。新作も多数出品、更に野田弘志の巨大作品「神仙沼」も引き続き展示中と見所多い展示です。
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本展は「色」をテーマに構成。
色が作品に与える意味や効果とは?
ブルーの作品から始まるこの展覧会、色の変化を楽しみながらベージュ色のギャラリーに移るときどんなイメージを持たれるのでしょうか。作家ごとではなく、色をキーにした展示でホキ美術館でしか味わえない体験をぜひ間近にお楽しみください。作品のもつ色の力から、新たな発見があるに違いありません。
濃い青から白くなりベージュに向かっていく。
その中で作家ごとの色のとらえ方。
ホキ美術館の特徴として、4 つのチューブが重なりあった建築構造です。その各チューブの幅・高さ・カーブがそれぞれ異なり不思議な空間を作っているのですが、ギャラリー 2 の森本作品を見てからギャラリー 3 へ入る時、それまでの空気感が大きく変わります。LED の混色率も光の強さも同じなのに不思議です。それがもし作品それぞれの色が与える影響なのだとしたら。作品を一つの色ととらえて展示してみたら何か新しい発見があるのではないでしょうか。そこで今回は作品を色としてとらえ濃い青から白くなりベージュに向かっていく。その中で作家ごとの色のとらえ方。今までと違った見え方を探してみようと思います。
会期 | 2022年5月26日(木)~2022年11月13日(日) |
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会場 | ホキ美術館 Google Map |
住所 | 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15 |
時間 | 10:00~17:30 (最終入場時間 17:00) |
休館日 |
火曜日 ※火曜日が祝日の場合は開館して翌日に休館 8月16日(火)開館のため、8月24日(水)振替休館 |
観覧料 | 一般 1830円 65歳以上 1320円 高校生・大学生 1320円 中学生 910円 小学生以下 750円(保護者1人につき2人まで無料)
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TEL | 043-205-1500 |
URL | https://www.hoki-museum.info/ |
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作品の並び展示構成により各作品の相乗効果でまた新たな魅力が出る典型でした、常々日本画の山種美術館の作品並び、展示は秀逸と感じていましたが、写実絵画の殿堂ホキ美術館の今回の構成も秀逸、必見です。原雅幸、森本草介、塩谷亮作品多数展示も嬉しい、島村信之「日差し」三重野慶「信じてる」藤原秀一「萩と猫」も好きな作品です。新作も多数出品、更に野田弘志の巨大作品「神仙沼」も引き続き展示中と見所多い展示です。
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