この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
可児市には、木曽川流域を中心に多数の古墳や遺跡が残る一方、丘陵地にはやきものを焼いた古窯跡が点在しています。7世紀初頭から明治初期までの窯跡がありますが、今回の企画展では、可児市制40周年を記念して、今年話題となっている「鎌倉時代」のやきものに着目します。
鎌倉時代には、釉薬を掛けない(無釉)のやきもの「白瓷系陶器」が生産されました。平安時代に生産した灰釉をかけた「白瓷」の流れをくむやきもので、山中の窯跡から大量の茶碗類が出土することから「山茶碗」とも呼ばれます。出土資料をみると、量産品であることが推測されます。当時、これらの山茶碗がどのように使用され、流通したのか、気になるところです。
そこで本展では、鎌倉時代前後の歴史を踏まえつつ、可児市近隣の窯跡出土資料や豊蔵遺愛品、平安~鎌倉時代の風俗を垣間見ることができる絵などを紹介しながら、その器種や特性、用途や流通などを考察していきます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2022年4月22日(金)~2022年8月21日(日) |
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会場 | 荒川豊蔵資料館 Google Map |
住所 | 岐阜県可児市久々利柿下入会352番地 |
時間 | 9:30~16:00 (最終入場時間 15:30) |
休館日 |
月曜日 月曜日が祝日の場合は翌日が休館日となります |
観覧料 | 一般 210円 団体(20名以上) 150円 高校生以下無料、障がい者(付き添いの方1名まで)手帳提示にて全額免除 共通券310円(荒川豊蔵資料館のほかに可児郷土歴史館または戦国山城ミュージアムのどちらかに入館可、一年間有効) |
TEL | 0574-64-1461 |
URL | http://www.city.kani.lg.jp/10013.htm |
割引券 | http://www.city.kani.lg.jp/10434.htm |
荒川豊蔵資料館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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