5.0
視覚的な焦点のズレと豊かな色彩・質感
ぼやけたフェンス越しに見える景色を描いた作品が面白いです。
遠くから鑑賞すると風景に、近づくと厚く塗られた絵の具の筆致、金や銀の絵の具のきらめきに目を惹かれます。
優しい色使いと焦点のずれたぼやけた描き方で作者の目を通した世界を鑑賞できるようでした。
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清須市はるひ美術館では1999年の開館以来、新たな才能の発掘・育成を目指し、絵画(平面作品)の公募展を継続して開催してきました。
「アーティストシリーズ」は、この公募展で高く評価された作家から厳選し、1名ずつ個展形式で取り上げる展覧会です。
今回は、2021年4月~6月(審査は2021年2月)におこなわれた公募展「清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ」の受賞者のなかから、古橋香を紹介します。シリーズを通して作家それぞれの個性をお楽しみください。
◆ 古橋 香(ふるはしかおり)
1982年東京都生まれ。2004年筑波大学芸術専門学群美術専攻卒業。2007年筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了。2022年グループ展「絵画のゆくえ2022」SOMPO美術館(東京)、2020年「シェル美術賞展2020」国立新美術館(東京)[’18]、2019年個展「泥濘の島」Viento Arts Gallery(群馬)、「中之条ビエンナーレ2019」旧第三小学校(群馬)[’15]、「FACE展2019 損保ジャパン日本興亜美術賞展」損保ジャパン日本興亜美術館(東京)、2017年「BankART Life V‐観光 Under 35 2017」BankART Studio NYK(神奈川)など。清須市第10回はるひ絵画トリエンナーレ準大賞
会期 | 2023年2月11日(土・祝)~2023年3月12日(日) |
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会場 | 清須市はるひ美術館 Google Map |
住所 | 愛知県清須市春日夢の森1 |
時間 |
10:00~19:00
(最終入場時間 18:30)
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休館日 |
月曜日 祝日の場合は開館、翌平日が休館 12月27日(火)~1月6日(金) |
観覧料 | 一般 200円 中学生以下 無料
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TEL | 052-401-3881 |
URL | http://www.museum-kiyosu.jp/exhibition/vol101furuhashi/ |
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ぼやけたフェンス越しに見える景色を描いた作品が面白いです。
遠くから鑑賞すると風景に、近づくと厚く塗られた絵の具の筆致、金や銀の絵の具のきらめきに目を惹かれます。
優しい色使いと焦点のずれたぼやけた描き方で作者の目を通した世界を鑑賞できるようでした。
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