この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
古来、神と人をつなぐ媒介であった酒。江戸時代以降になると、都市部を中心に庶民層にまで、飲酒の習慣が広がります。「盃を交わす」という言葉にあるように、人々は酒を酌み交わして絆を深めました。次第に飲酒は娯楽の一つとなり、宴の席で酒が愉しまれるようになります。
実はこの時期は日本のやきものが大いに発展した時代と重なります。江戸時代には磁器焼成が始まり、また日本各地に大小多くの窯が開窯し、多種多様なやきものの酒器が生み出されました。
そして現在に至るまで人々は好みの酒器を使い、愛で、もてなし、遊び心を持ち、様々な思いを込めて酒のうつわを楽しんできたのです。そこには日本人の豊かな感性が生み出した面白き「うつわ使い」の世界を垣間見ることができます。日本のやきものの酒器の美しさと豊かさを感じていただければ幸いです。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2022年4月9日(土)~2022年7月3日(日) |
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会場 |
愛知県陶磁美術館
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展示室 | 本館1階 第1展示室・第2展示室 |
住所 | 愛知県瀬戸市南山口町234番地 |
時間 |
9:30~16:30
(最終入場時間 16:00)
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休館日 |
月曜日 ※ただし5月2日(月)は開館 |
観覧料 | 一般 600円(480円) 高大生 500円(400円) 中学生以下 無料
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TEL | 0561-84-7474 |
URL | https://www.pref.aichi.jp/touji/ |
愛知県陶磁美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

染付梅花文盃、染付吹墨梅花盃台 江戸時代後期(19世紀)
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色絵ブーケ文本形酒器 18世紀 ハンガリー
愛知県陶磁美術館 辻清明コレクション

金彩鯱盃 江戸時代後期(19世紀)京都・三代清水六兵衞
豊橋市美術博物館蔵 司コレクション

豊橋市美術館蔵 司コレクション

染付梅花文盃、染付吹墨梅花盃台 江戸時代後期(19世紀)
京都・永楽保全 豊橋市美術博物館蔵 司コレクション

染付大根文銚子 江戸時代末期(19世紀) 瀬戸
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