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新緑の中、ダリ美術館を訪ねる
5月中旬、新緑の中をドライブして美術館につきました。水曜日だったので裏磐梯は定休日のお店も多く、車も観光客も少なめでした。敷地内を流れる川は水量も多く、訪れた人々がゆったりと散歩したり写真を撮ったりしていました。
今回はギリシア神話とドン・キホーテにちなんだスケッチが多く展示されていました。それぞれの絵に関する説明も多く、楽しめました。
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神話や物語から着想を得て生まれた作品にフォーカスし、神秘と幻想の世界をオリジナリティ溢れる表現で描いた20世紀を代表するスペイン出身の芸術家サルバドール・ダリの作品を中心に、美しくも生々しい物語の世界を紹介します。
西洋絵画史において、ギリシャ・ローマ神話やキリスト教は代表的な主題として扱われ、多くの芸術家が物語を着想源に作品を描いています。神話や宗教などの古典主題の原典が近現代に至ってどのように受け継がれ、またどのように表現されたのか、その変遷の“ヒストリア”を紹介します。
本展では、ダリとともに、ピカソやボナールなど、諸橋近代美術館がコレクションする様々な神話や物語をテーマにした作品をお楽しみください。
会期 | 2022年4月27日(水)~2022年7月3日(日) |
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会場 |
諸橋近代美術館
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住所 | 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯1093番23 |
時間 | 9:30~17:30 (最終入場時間 17:00) |
休館日 | 会期中無休 |
観覧料 | 一般 1,300円 高校・大学生 500円 中学生以下 無料(常設展示も含む)
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TEL | 0241-37-1088 |
URL | http://dali.jp/ |
割引券 | http://dali.jp/guide/ticket.php |
4.0
5月中旬、新緑の中をドライブして美術館につきました。水曜日だったので裏磐梯は定休日のお店も多く、車も観光客も少なめでした。敷地内を流れる川は水量も多く、訪れた人々がゆったりと散歩したり写真を撮ったりしていました。
今回はギリシア神話とドン・キホーテにちなんだスケッチが多く展示されていました。それぞれの絵に関する説明も多く、楽しめました。
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大別すると神話に関する作品とダンテの神曲を始めとした物語に関する作品群になっています。
まずは神話に関するものから。ギリシャ神話の神々って、神としての力や神秘性はともかく、ストーリーは結構ドロドロしてたり人間味?に溢れてたりするものが多いですよね。そうしたテーマをダリが視覚化するとこうなるのね、とある意味納得感のある作品が多かったように思います。とても分かりやすい神々の関係図の解説があるので、神話にあまり詳しくなくても十分楽しめると思います。個人的にはグロテスクな話と作品から受ける印象のアンバランスさが面白い”アルゴス”が気に入りました。ポスターになっているのも納得です。
続いて物語編。ダンテの神曲はロダンの彫刻作品が有名だと思うのですが、そうした作品も知っているとその違いも面白いです。続くドン・キホーテやカルメンも同じテーマで多くの作品があると思いますが、そうしたものとダリの違いを楽しめると思います。
冬季休館開けのGWだったためか、入場制限で屋外での待ち時間が発生する人気ぶりでした。予約制ではないので、混雑状況には要注意です。
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サルバドール・ダリ《アルゴス(孔雀)》1969年 諸橋近代美術館蔵
© Salvador Dalí, Fundació Gala-Salvador Dalí, JASPAR Tokyo, 2022 B0566