この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
高村光太郎(1883~1956)の没後60年、高村智恵子(1886~1938)の生誕130年を記念した企画展が開催されます。
木彫家・高村光雲の長男として生まれた光太郎は、幼少期より木彫の手ほどきを受け、東京美術学校や海外での研鑽を積むことでその資質を開花し、木彫・塑像に傑作を残しています。
また合わせ持っていた文学的資質は、評論・翻訳・詩作などに結実しています。「緑色の太陽」(1910)のような啓発的な評論、『ロダンの言葉』(1916)の編訳等は、日本近代美術界を大いに刺激しました。のみならず、『道程』(1914)、『智恵子抄』(1941)等の詩作は現在もなお広く知られています。
高村自身は「私は何を措いても彫刻家である」「自分の彫刻を護るために詩を書く」と述べる一方で「詩精神(事物の中心に直入する精神)が言葉にあらわれれば詩となり、造型に形をとれば美術一般となる」とも言っています。
◆展示作品
光太郎の木彫7点、ブロンズ12点、油彩1点、詩稿18点、智恵子の紙絵40点(会期中20点ずつ展示)、油彩1点
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2016年7月23日(土)~2016年8月28日(日)
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会場 | 碌山美術館 Google Map |
住所 | 長野県安曇野市穂高5095-1 |
時間 |
9:00~17:10
(最終入場時間 16:40)
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休館日 |
会期中無休 |
観覧料 | 大人 700円 高校生 300円 小中生 150円
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TEL | 0263-82-2094 |
URL | http://rokuzan.jp/ |
碌山美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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