この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
平川恒太は、2013年に東京芸術大学 絵画専攻 修士課程修了後、森美術館で開催された「カタストロフと美術のちから」(2018)や「さいたま国際芸術祭2020」などの展覧会に参加してきました。
本展では、カスヤの森現代美術館が教会をイメージして建てられていることに着目し祭壇画などのキリスト教美術からのイメージや手法を用いながら、平川が予てより取り組む「記憶のケイショウ」をテーマに新作を発表します。「ケイショウ」とは「継承、警鐘、形象」など複数の意味をもちます。本展では、私たちの記憶から失われていく歴史にリサーチを通して対話するように制作された作品によって展覧会が構成されます。
主な出展作品として、従軍記章を用いたシリーズ『何光年も旅した星々の光は私たちの記憶を繋ぎ星座を描く』の新作のインスタレーションや、日本の永久貸与の戦争画を黒一色で模写をしたシリーズ『Trinitite』、振り子時計を用いた新シリーズ『The Bells』、石棺の新作『sarcophagus』などを発表します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2021年10月2日(土)~2021年12月19日(日) |
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会場 |
カスヤの森現代美術館
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住所 | 神奈川県横須賀市平作7-12-13 |
時間 |
10:00~17:30
(最終入場時間 17:00)
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休館日 |
月曜日 火曜日 水曜日 ※展示替えの週を除く |
観覧料 | 一般 700円 学生 600円(小学生は400円) |
TEL | 046-852-3030 |
URL | https://www.museum-haus-kasuya.com/ |
カスヤの森現代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

"Trinitite- Compatriots on Saipan Island Remain Faithful to the End" 2013年
キャンバスにアクリルと油彩 181.0×362.0(cm)

"何光年も旅した星々の光 は私たちの記憶を繋ぎ星座を描く ― 大熊座" 2018年
モビール(従軍勲章、鉄パイプ、ワイヤー、ニッケルナスカン)