WHO ARE WE 観察と発見の生物学
国立科学博物館収蔵庫コレクション|Vol.01 哺乳類
- 開催期間:2021年7月22日(木・祝)~2021年9月12日(日)
- クリップ数:1 件
この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
国立科学博物館の収蔵庫には、およそ480万点ほどの膨大な数の標本が保管されていますが、その多くは普段は公開されていません。この展示では、その収蔵庫の中から世界屈指の動物標本コレクションとして知られる「ヨシモトコレクション」を中心に、選りすぐりの哺乳類などの標本を紹介するものです。
生物の形は長い進化の歴史の成果です。 それはその時代の環境に対しての一つの解であり、動物の剥製はその歴史の「ある一時」を切り取った姿です。 剥製となった動物が生きた環境には、その生息地における気候、地形、天敵や捕食対象、寄生虫、共に生きる同種他個体などがそこに含まれます。剥製を観察することで、環境への適応による動物の生き様や多様性の複雑さ、そして自然が創り出した美しさを知ることができます。
テーマは「観察の眼、発見の芽」です。“声なき標本たち”の姿を通して、見つめる眼(観察)と見つける眼(発見)を育み、他の動物との意外な共通点、私たちの日常とのつながりなど、標本にまつわる学びや問いを発見することができる展示となっています。
動物の剥製1点1点を美術作品のようにじっくりと観察するという展示方法で、来館者と剥製の新しいコミュニケーションをつくります。 ここで標本に付帯するのは、解説ではなく、観察するための「視点」の提示です。 それは展示を体験する人を「自分なりの気づきを得られる体験」、誰もに享受してほしい「新しい発見や驚き」へと導きます。 観察の視点を持ち、発見の体験を通じて、私たちと動物とのつながり、自然とのつながり、世界とのつながりを感じてもらいます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2021年7月22日(木・祝)~2021年9月12日(日)
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会場 | 大分県立美術館(OPAM) Google Map |
展示室 | 大分県立美術館 3階 コレクション展示室 |
住所 | 大分県大分市寿町2番1号 |
時間 |
10:00~19:00
(最終入場時間 18:30)
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休館日 |
会期中無休 |
観覧料 | 一般 300円 小・中・高校生 200円
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TEL | 097-533-4500 |
URL | https://www.opam.jp/ |
大分県立美術館(OPAM)の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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