この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
このたびの本展は、ここ仙台の地で、皇室ゆかりの品々をまとまった形で紹介する初めての機会となりました。
明治天皇は、明治9年(1876)および14年の2回にわたって東京から陸路を進んで東北各地を巡幸されました。この巡幸は、皇室と東北地方の人々の距離を縮め、互いの存在を強く意識するきっかけとなりました。その後、歴代天皇や宮家の方々の御訪問、また秩父宮雍仁親王(1902~52)との深い御縁など、皇室と東北各地を繋ぐ様々な縁が、宮内庁三の丸尚蔵館の収蔵品の数々にうかがえます。
本展では、東北各県にゆかりのある作家や作品を中心に、各地域の伝統的な技術による工芸品も含めて、皇室と東北の各地との絆を伝える品々を紹介します。このほかにも、江戸時代の京都御所で飾られた屏風、明治以降の宮殿などの室内装飾品や皇室行事で用いられた大作、作家の代表作も並びます。ぜひこの機会に、皇室に伝えられた様々な美のかたちをご堪能ください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2021年9月18日(土)〜2021年11月7日(日)
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会場 |
宮城県美術館
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展示室 | 1階展示室 |
住所 | 宮城県仙台市青葉区川内元支倉34-1 |
時間 |
9:30〜17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 9月21日(火) ※ただし9月20日は開館 |
観覧料 | 一般 300円(20名以上の団体は240円) 大学生 150円(20名以上の団体は120円) 高校生以下 無料
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TEL | 022-221-2111 |
URL | http://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/ |
宮城県美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

高橋由一《栗子山隧道》1881年 宮内庁三の丸尚蔵館蔵

五姓田義松《田子之浦》1892年 宮内庁三の丸尚蔵館蔵

平福百穂《玉柏》(左隻)1928年 宮内庁三の丸尚蔵館蔵【後期展示(10/12~)】

平福百穂《玉柏》(右隻)1928年 宮内庁三の丸尚蔵館蔵【後期展示(10/12~)】

土田麦僊《罌粟》1929年 宮内庁三の丸尚蔵館蔵【前期展示(~10/10)】

東山魁夷《平成度悠紀地方風俗歌屏風》(左隻)1990年 宮内庁三の丸尚蔵館蔵【後期展示(10/12~)】

東山魁夷《平成度悠紀地方風俗歌屏風》(右隻)1990年 宮内庁三の丸尚蔵館蔵【前期展示(~10/10)】

新海竹太郎《鐘ノ歌》1924年 宮内庁三の丸尚蔵館蔵【前期展示(~10/10)】

中川哲哉《乾漆盆》1927年 宮内庁三の丸尚蔵館蔵