第3展示室 特集展示 「もの」からみる近世
紀州徳川家伝来の楽器-こと-

国立歴史民俗博物館

  • 開催期間:2021年5月25日(火)~2021年7月4日(日)
第3展示室 特集展示 「もの」からみる近世 紀州徳川家伝来の楽器-こと- 国立歴史民俗博物館-1
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七絃琴 天明3(1783)年 国立歴史民俗博物館蔵
鼓瑟 江戸時代 桐屋丹後作 国立歴史民俗博物館蔵
板琴 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵
和琴(銘「都風」) 室町時代 国立歴史民俗博物館蔵
箏(銘「武蔵野」) 天明年間(1781-1789) 国立歴史民俗博物館蔵
箏(銘「君が千歳」) 万治年間(1658-1661) 神田治定作 国立歴史民俗博物館蔵
琴台(松竹梅螺鈿) 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵
爪三種 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵
爪袋匣 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵
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この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

国立歴史民俗博物館が所蔵する紀州徳川家伝来楽器コレクション(162件)は、主として紀州藩の第十代藩主徳川治宝(とくがわはるとみ 1771~1853年)によって収集されたものと伝えられています。雅楽器を中心に、吹きもの(管楽器)・弾きもの(絃楽器)・打ちもの(打楽器)など各種の楽器や、楽譜、調律具、収納袋や箱などの附属品、さらに楽器にまつわる情報を記した附属文書から構成されており、楽器史や音楽史上きわめて重要な資料です。

今回の特集展示では、本コレクションの絃楽器の中から、「こと」、すなわち琴や箏の仲間の楽器をとりあげ、附属品や附属文書とともに展示します。現代では、「こと」といえば、13本の絃を張った箏のことを連想される方が多いかと思いますが、『源氏物語』に「きんのこと」(琴)、「そうのこと」(箏)、「びはのこと」(琵琶)の語が登場するように、「こと」は、古くはもっと広い意味の、絃楽器全体を示す用語でした。さらに、箏や琴に代表される細長い胴をもつツィター系の絃楽器(琴箏類)と、琵琶や三味線のように共鳴胴の先に棹が張り出した形態のリュート系の絃楽器とを区別する意味で、もう少し狭義に、前者を「こと」と呼ぶ場合があり、音楽学的にはこの用法が一般的です。コレクションの中には、雅楽に用いられる楽箏や和琴、江戸時代の文人に愛好された七絃琴のほか、鼓瑟(単に瑟とも。二十五絃琴)、板琴(一絃琴)など多彩な琴箏類が含まれます。

これら多彩な「こと」を比較できるように展示し、各々の楽器の構造的な特色や、歴史的な背景を概観します。

なお、本資料は最大級の日本古楽器コレクションとして広く知られており、平成17年度に特別企画「紀州徳川家伝来の楽器」、平成24年に企画展示「楽器を語る-紀州藩主徳川治宝と君子の楽-」を開催し、主要なものを紹介してきました。また、平成15年度に刊行した『国立歴史民俗博物館資料図録3 紀州徳川家伝来楽器コレクション』、および<データベースれきはく>において、その豊富な資料情報を公開しています。「笙」「琵琶」「笛」「琵琶II」に続くこの特集展示においては、企画展示等に出品される機会の少ない資料についても、順次、展示・公開をすすめ、その全貌を紹介することを目的としています。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2021年5月25日(火)~2021年7月4日(日)
会場 国立歴史民俗博物館 Google Map
住所 千葉県佐倉市城内町117
時間 9:30~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
観覧料 一般 600円
大学生 250円
高校生以下 無料
  • ※総合展示もあわせて観覧できます
    ※障がい者手帳等保持者は手帳提示により、介助者と共に入館無料です
    ※高校生及び大学生の方は、学生証等を要提示
    ※博物館の半券の提示で、当日に限りくらしの植物苑に入場できます。また、植物苑の半券の提示で、当日に限り博物館の入館料が割引になります
TEL050-5541-8600 (ハローダイヤル)
URLhttps://www.rekihaku.ac.jp

国立歴史民俗博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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七絃琴 天明3(1783)年 国立歴史民俗博物館蔵

鼓瑟 江戸時代 桐屋丹後作 国立歴史民俗博物館蔵

板琴 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵

和琴(銘「都風」) 室町時代 国立歴史民俗博物館蔵

箏(銘「武蔵野」) 天明年間(1781-1789) 国立歴史民俗博物館蔵

箏(銘「君が千歳」) 万治年間(1658-1661) 神田治定作 国立歴史民俗博物館蔵

琴台(松竹梅螺鈿) 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵

爪三種 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵

爪袋匣 江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵

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