この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
文化功労者、日本芸術院会員として活躍した鈴木竹柏(すずきちくはく 1918~2020)は、幽玄かつ重厚な風景画を描き、理事長、会長として日展を率いた現代日本を代表する日本画家です。
大正7年、神奈川県逗子市に生まれ、19歳で日本画家・中村岳陵に師事、その内弟子となって師と起居を共にしながら、日本画の技術と画家としての姿勢、身近な自然に美しさを見つける感性を学びました。師が所属した日展に出品し、日展の気鋭作家らが結成した一采社や始玄会等にも参画し、多くの画家と交流しながら研鑽を積み、現代日本画界を牽引する画家のひとりとして、令和2年に没するまで精力的に作品を発表し続けました。
3階展示室では、妙義山を描いた日展出品作《煌》をはじめ、風景に内在する“気”をとらえ表現した作品19点を特集して展示します。
鈴木竹柏が希求した“気”とは、日本画を含めた東洋絵画で重視される“気韻生動”に帰結し、自然が放つ不可視の存在感をいいます。
本展覧会では、特集展示のほか、風景画および花鳥画等の収蔵作品を展示し、日本画における気韻生動の表現を見ていただきます。また、新しく収蔵された書や浮世絵もあわせて紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2021年6月26日(土)~2021年9月5日(日)
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会場 |
高崎市タワー美術館
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住所 | 群馬県高崎市栄町3-23 高崎タワー21 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
6月28日 7月5日・12日・19日・26日 8月2日・10日・16日・23日・30日 |
観覧料 | 一般 200円(160円) 大高生 160円(100円)
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TEL | 027-330-3773 |
URL | https://www.city.takasaki.gunma.jp/site/tower/3148.html |
高崎市タワー美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

鈴木竹柏《煌》2009

鈴木竹柏《黄雲》2019

鈴木竹柏《烟》1990

鈴木竹柏《山椿》1943

鈴木竹柏《大和の春》2004

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