この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
歌川国芳(1797-1861)は、ダイナミックな武者絵やユニークな戯画で、幕末期の衰えつつあった浮世絵界に新機軸を打ち出した”奇想の浮世絵師”として注目を集めています。
人情に厚く、生粋の江戸っ子であった国芳のもとには多くの弟子が集いましたが、なかでも国芳から大きな影響を受けた絵師のひとりが、血みどろで残酷な場面を多く描き”最後の浮世絵師”と称される月岡芳年(1839-92)です。
本展では、幕末から明治にかけての激動の時代にあって、旺盛な好奇心と柔軟な発想、豊かな表現力で新たな画題や描き方に挑戦し続けた国芳から芳年へ、さらには芳年とともに国芳門下の双璧をなした落合芳幾(1833-1904)らに受け継がれていった「芳」の系譜を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2021年4月24日(土)~2021年6月6日(日)
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会場 |
郡山市立美術館
![]() |
住所 | 福島県郡山市安原町字大谷地130-2 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 5月6日(木) ※5月3日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 800円(640円) 高大生・65歳以上 500円(400円)
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TEL | 024-956-2200 |
URL | https://www.city.koriyama.lg.jp/site/artmuseum/ |
郡山市立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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出展作品・関連画像IMAGES

歌川国芳《相馬の古内裏》1845~46年頃
名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)

歌川国芳《弁慶が勇力戯に三井寺の梵鐘を叡山へ引揚る図》1845~46年頃
名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)

歌川国芳《通俗水滸伝豪傑百八人之一人 花和尚魯知深初名魯達」1827年頃
名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)

月岡芳年《英名二十八衆句 福岡貢》1867年
名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)

月岡芳年《月百姿 吼噦》1886年
名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)

月岡芳年《英名八衆句 笠森於仙》1867年
名古屋市博物館蔵(尾崎久弥コレクション)

歌川国芳《流行猫の戯 身の臭婬色時》1847年頃
名古屋市博物館蔵(高木繁コレクション)