この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
本展は、戦後熊本の美術を牽引した鹿児島出身の画家・海老原喜之助(1904―70)の活動の軌跡をたどるものです。戦争末期、熊本に疎開した海老原は、1951(昭和26)年に熊本市内で画塾「海老原美術研究所」を設立。熊本を活動の拠点としつつ、若手画家たちを育成してゆきます。そのかたわら、海老原は記念碑や壁画の制作、公募展の審査員などをとおして、地域文化の活性化につくしました。彼は1960(昭和35)年に熊本を去るのですが、以後もその存在は熊本に影響を与え続けました。
海老原美術研究所の設立70周年を記念して開催する本展は、海老原の代表作を軸に、関連画家や教え子たちの作品、そして資料により、戦後の熊本美術を振り返るものです。元々熊本とは何のゆかりもなかった海老原は、いわば「異邦人」です。しかし熊本の人々は、彼と共に新たな時代の郷土美術を生みだそうとしていました。本展では、画家と人々が共に支えあった、熱い時代の再現を試みます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2022年2月25日(金)~2022年3月30日(水) |
---|---|
会場 | 熊本県立美術館 Google Map |
展示室 | 熊本県立美術館 本館 第1展示室 |
住所 | 熊本県熊本市中央区二の丸2番 |
時間 | 9:30~17:15 (最終入場時間 16:45) |
休館日 |
月曜日 3月7日(月)、14日(月)、22日(火)、28日(月) ※2月28日(月)は「障がいのある方々の鑑賞デー」として開館 |
観覧料 | 一般 1,100円(900円) 大学生 900円(700円) 高校生以下 無料
|
TEL | 096-352-2111 |
URL | https://www.pref.kumamoto.jp/site/museum/ |
熊本県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
熊本県で開催中の展覧会