この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
人と鎧が語りかける声なき物語— 美術作家、野口哲哉(1980- )は、甲冑に対する該博な知識と卓抜な造形力、そして人間に対する優しさに満ちた洞察力によって、時代を超えた普遍的人間像を生み出しました。
野口哲哉は、鎧と人間をテーマに現代性や人間性を問いかける現代美術作家です。鎧兜を着た人物が所在なくたたずんでいるかと思えば、リラックスしたり、苦悩したり、時には流行りのスニーカーを履き、ブランドのロゴが描かれた甲冑を自然に着こなすなど、一見すると鎧兜とはアンバランスな、飾らない人の姿をリアルに映し出しています。多様な文化や感情が混ざり合うユニークな世界観は国内外の幅広い層に支持されています。
本展では、鎧をまとう人々の彫刻、絵画、インスタレーションなど、新作を含む初期からの代表作約180点で、野口哲哉の幅広い思考と精巧な作品に込められた優しさと悲しさ、人間への好奇心にあふれた世界を紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2021年4月15日(木)~2021年6月13日(日) |
---|---|
会場 |
山口県立美術館
![]() |
住所 | 山口県山口市亀山町3-1 |
時間 |
9:00~17:00
(最終入場時間 16:00)
|
休館日 |
月曜日 ただし、5月3日、6月7日は開館 |
観覧料 | 一般 1,200円(1,000円) シニア・学生 1,000円(800円)
|
TEL | 083-925-7788 |
URL | https://noguchitetsuya2021.exhibit.jp/ |
SNS |
山口県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
巡回展TRAVELING EXHIBITION
また、会期が変更など開催情報に変更が生じる場合がありますので、お出かけの際には、公式サイトにて最新情報をご確認ください。
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
山口県で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES

《WOODEN HOUSE》2020年 高松市美術館蔵

《clumsy heart》2018年 個人蔵

《誰モ喋ッテハイケナイ》2008年 個人蔵

《THE DEER-鹿-》2016年 個人蔵

《Thing of the operation 稼働する事 -Engineering Armour 工学の鎧-》2010年 個人蔵