この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
2020年は、荻原守衛(1879-1910年)の没後110年にあたります。これを記念して、荻原の顕彰ならびに碌山美術館の設立に寄与した東京藝術大学石井鶴三彫刻研究室から三人の彫刻家の作品を紹介します。
碌山美術館の設立当時(1958年)、三人はそれぞれ教授、助教授、助手の任にありました。石井は、日本の近代彫刻は荻原と高村光太郎から始まると説き、論考「彫刻の先覚荻原碌山」を発表しています。
笹村は、荻原に関する論考を数多く発表して研究を推進するばかりでなく、碌山美術館の設立にもプロデューサーとしてその才能を遺憾なく発揮し、碌山館は言うに及ばず、什器、備品、館庭に至るまで趣向を凝らしました。基もまた碌山美術館の設立にあたり笹村の調査を手伝い、碌山館の尖塔に掲げられた、荻原の芸術が永遠に続くことを象徴する《フェニックス》を制作しています。
本企画展示を通して、碌山を顕彰しながらも、それぞれの芸術性を発揮した三人の作品をご覧いただき、日本近代彫刻史の一端を感じ取っていただければ幸いです。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年11月30日(月)~2021年3月14日(日)
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会場 | 碌山美術館 Google Map |
住所 | 長野県安曇野市穂高5095-1 |
時間 |
9:00~17:10
(最終入場時間 16:40)
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休館日 |
年中無休 ※11月~4月は、月曜日と祝祭日の翌日 ※12月21日~12月31日 |
観覧料 | 大人 700円(600円) 高校生 300円(250円) 小中学生 150円(100円) ※( )内団体20名以上
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TEL | 0263-82-2094 |
URL | http://rokuzan.jp/ |
碌山美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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