幸野楳嶺 近代京都画壇の開拓者

海の見える杜美術館

  • 開催期間:2020年10月31日(土)~2020年12月27日(日)
  • クリップ数:1 件
幸野楳嶺 近代京都画壇の開拓者 海の見える杜美術館-1
幸野楳嶺 近代京都画壇の開拓者 海の見える杜美術館-2
幸野楳嶺《雪松晩鴉図》左 1895年(明治28)
幸野楳嶺《雪松晩鴉図》右 1895年(明治28)
幸野楳嶺 近代京都画壇の開拓者 海の見える杜美術館-1
幸野楳嶺 近代京都画壇の開拓者 海の見える杜美術館-1

この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

幸野楳嶺(こうのばいれい 1844~1895)は、幕末から明治という時代の変革期を生き、数々の優れた作品を残すと同時に、京都府画学校という日本初の近代的な美術の教育機関の設立に関わるなど、京都画壇の近代化に先鞭をつけた画家です。

楳嶺は、京都に生まれ、円山派の画家 中島来章(なかじまらいしょう 1796~1871)、次いで四条派の塩川文麟(しおかわぶんりん 1808~1877)に師事しました。彼の作品には、京の地に続いてきた円山四条派を受け継ぐ、写生に基づきつつも情感の漂う穏雅な花鳥画が多く見られます。

また、特筆すべきは、画学校や画塾・幸野私塾などの場で後進の教育に熱心にあたったことです。自身が継承・開拓した画風を後の大家 竹内栖鳳(たけうちせいほう 1864~1942)や菊池芳文(きくちほうぶん 1862~1918)らに伝え、彼らの表現の基底を築いた点においても、京都画壇史上欠くべからざる存在であることは確かでしょう。

このたびの企画では、楳嶺の作品を中心に、彼の師である来章や弟子の栖鳳、盟友とも言える存在であった久保田米僊(くぼたべいせん 1852~1906)らの作品、そして幸野私塾で使われていた粉本、画譜などから、多角的に楳嶺の画業とその時代を紹介します。

開催概要EVENT DETAILS

会期 2020年10月31日(土)~2020年12月27日(日)
会場 海の見える杜美術館 Google Map
住所 広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701
時間 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30)
休館日 月曜日 
11月11日(水)、24日(火)
※ただし、11月23日(月・祝)は開館
観覧料 一般 1,000円
高大生 500円
中学生以下 無料
  • ※障がい者手帳などをお持ちの方は半額。介添えの方は1名無料
    ※20名以上の団体は各200円引き
    [タクシー来館特典]
    タクシーで来館の方、タクシー 1台につき1名入館無料
    ※海の見える杜美術館の入場の際に当日のタクシー領収書を受付に提示ください
TEL0829-56-3221
URLhttps://www.umam.jp/

海の見える杜美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION

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幸野楳嶺《雪松晩鴉図》左 1895年(明治28)

幸野楳嶺《雪松晩鴉図》右 1895年(明治28)

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