この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
31文字に豊かな世界を詠む和歌は宮廷文化の基盤を支え、書や絵画など多様な視覚芸術を生み出してきました。そのひとつに、優れた和歌を詠んだ歌人を「歌仙」と呼び称揚し、その肖像を描く歌仙絵があります。
平安時代末に始まった歌仙絵は中世を通して隆盛し、歌の上達を願って神仏に奉納されることもありました。江戸時代にはいると、天皇を中心とした王朝文芸復興の気運の中で、歌仙絵も新たな盛り上がりを見せます。
同時に、徳川将軍家を中心に歌仙画帖が盛んに作られたことは、武家もまた歌仙絵を文化的権威をもたらす絵画として重視したことを示しています。また、歌仙を主題とした版本が刊行され、歌仙とその和歌は江戸の庶民の教養として広く浸透し、浮世絵にもその姿を留めていくのです。
本展覧会では、江戸時代を中心に、歌仙たちがいかに描かれ、物語られ、そして愛されてきたかを、所蔵品によってたどります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年9月5日(土)~2020年10月18日(日)
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会場 | 海の見える杜美術館 Google Map |
住所 | 広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 9月23日(水) ※ただし、9月21日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 1,000円 高・大学生 500円 中学生以下無料 【タクシー来館特典】 タクシーで来館の方はタクシー1台につき1名入館無料 ※海の見える杜美術館の入場の際に当日のタクシー領収書を受付に提示ください
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TEL | 0829-56-3221 |
URL | https://www.umam.jp/ |
海の見える杜美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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