この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
明治時代が幕を開けると、諸外国から多くの人々が日本を訪れました。彼らは日本の美術工芸品に魅せられ、購入した作品を持ち帰りました。さらに日本の美術工芸品は、欧米で開催された万国博覧会で高く評価されるとともに、海外へ大量に輸出されました。
その中で、華やかで精緻を極めたモティーフによって装飾された輸出陶磁器「横浜焼・東京焼」は「神業」ともいうべき超絶技巧を凝らした品々で、外国の人々の好みを反映して製作されました。しかし、国内に現存する作品が希少で、製作過程や実態に謎が多く、「幻の陶磁器」とよばれています。
本展では、国内随一のコレクター・田邊哲人氏が里帰りさせたコレクションから精選した作品と、日本に現存する優品を一堂におよそ150点紹介し、幻といわれるその全貌に迫ります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年9月5日(土)~2020年11月3日(火・祝)
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会場 | 岐阜県現代陶芸美術館(セラミックパークMINO) Google Map |
展示室 | 岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ |
住所 | 岐阜県多治見市東町4-2-5(セラミックパークMINO内) |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 |
月曜日 9月23日(水) ※ただし、9月21日(月・祝)は開館 |
観覧料 | 一般 900円(800円) 大学生 700円(600円) 高校生以下 無料
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TEL | 0572-28-3100 |
URL | https://www.cpm-gifu.jp/museum/ |
岐阜県現代陶芸美術館(セラミックパークMINO)の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ 講演会
「幻の横浜焼・東京焼―その魅力にせまる―」
日時:2020年9月13日(日)14:00~15:30
講師:荒川正明氏 (学習院大学教授、本展監修者)
会場:セラミックパークMINO イベントホール
※聴講無料、要事前申込
電話 0572-28-3100
メール momca-event@cpm-gifu.jp
※受付開始:8月8日(土)
詳しくはこちら
◆ 特別ギャラリートーク
日時:2020年10月11日(日)14:00~15:00
講師:森谷美保氏 (美術史家、実践女子大学・学習院大学非常勤講師、本展企画アドバイザー)
※要観覧券、事前申込不要
◆ ギャラリートーク
岐阜県現代陶芸美術館 学芸員による展示解説
2020年10月25日(日)14:00~15:00
※要観覧券、事前申込不要
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