この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
鎌倉時代に禅僧によって中国からもたらされた「茶陶」は、唐物と呼ばれ、禅院や公家たちに愛好されました。やがて喫茶の風習が町衆にも浸透していく中で、わびた風情を重視した侘び茶が興り、唐物にかわり高麗物(朝鮮)や南蛮物、和物(国産)などの新しい茶陶が用いられるようになりました。
中でも和物茶陶は、鎌倉期の瀬戸の唐物写しに始まり、室町期には信楽や備前も加わっていきます。東美濃でも天目が生産されるようになり、桃山期にはいわゆる美濃桃山陶(瀬戸黒、黄瀬戸、志野、織部)が登場します。
今回の展示では、今話題の戦国武将たちが嗜んだ茶の湯道具「茶陶」に注目します。
死と向き合う戦国乱世の中で心の拠り所とした茶の湯。その茶の湯には欠かせない名物道具の収集に心血を注いだ戦国武将に思いを馳せ、当時の茶会の記録を辿り、歴史を紐解きながら紹介します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年6月13日(土)~2020年9月13日(日)
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会場 | 荒川豊蔵資料館 Google Map |
住所 | 岐阜県可児市久々利柿下入会352番地 |
時間 |
9:30~16:00
(最終入場時間 15:30)
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休館日 |
月曜日 年末年始 ※月曜日が祝日の場合は開館、祝日の翌日休館 |
観覧料 | 一般 210円 団体(20名以上) 150円 高校生以下 無料
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TEL | 0574-64-1461 |
URL | https://www.city.kani.lg.jp/17711.htm |
割引券 | http://www.city.kani.lg.jp/10434.htm |
荒川豊蔵資料館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ギャラリートーク
日程 6月21日(日)、7月11日(土)、12日(日)、8月16日(日)、30日(日)
時間 13時30分~(30分程度)
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