この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
太平洋戦争の終結(昭和20(1945)年)から75年が過ぎました。福岡市には、終戦直前の6月19日の深夜から未明にかけて、マリアナ諸島を出発したアメリカ軍の長距離爆撃機B-29の大編隊が大量の焼夷弾を投下しました。この「福岡大空襲」によって、博多部や天神から大濠公園にかけての範囲を中心に、市内の多くの地域が被害を受けました。
福岡市博物館では、平成3年から「福岡市大空襲」のあった6月19日前後に企画展示「戦争とわたしたちのくらし」を開催し、館蔵資料の中から、戦時の社会状況や福岡の人びとの生活を紹介しています。29回目となる今回は、衣服や日用品、お金を展示します。
昭和12(1937)年7月に日中戦争が始まると、軍需品の需要が高まり、景気は好転しました。戦争の長期化は、働き手の減少や物資の不足につながり、ものの値段が上がっていくようになります。
政府はものの値上がりを抑えるため、品物ごとに販売価格の最高額を設定しました。また、生活に必要な品物を国民に配分するため、配給制を導入しました。一般家庭では、入手できたもの以外の必要な物品は、持っているものの再利用や、ヤミ市などでの調達でまかなっていました。
戦時中のくらしとお金に触れることで、戦争と平和を考える機会になれば幸いです。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年6月16日(火)~2020年8月10日(月・祝)
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会場 | 福岡市博物館 Google Map |
住所 | 福岡県福岡市早良区百道浜3丁目1-1 |
時間 |
9:30~17:30
(最終入場時間 17:00)
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休館日 |
月曜日 ※月曜日が休日の場合は翌平日休館 |
観覧料 | 一般 200円(150円) 高・大生 150円(100円) 中学生以下 無料
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TEL | 092-845-5011 |
URL | http://museum.city.fukuoka.jp/ |
福岡市博物館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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