この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION

日本の近代スポーツの前史として、「武芸」を取り上げます。

「武芸」の歴史を古代まで遡り、戦場での「武芸」や儀礼としての「武芸」、魅せる「武芸」、そして泰平の世となり戦場で戦うことがなくなった江戸時代の武士たちの「武芸」など、時代とともに武士の姿と武芸の性格が変化していく様相を紹介します。

◆主な展示資料
「大狩盛典（たいしゅせいてん）」
歴代将軍の狩猟に関する記録集。特に享保・寛政・嘉永年間に行われた小金原(こがねはら)（現在の千葉県松戸市）の狩猟の様子が詳しく記されており、狩猟に動員された役人たちの羽織の図版等も記されている。

「小笠原礼書」
小笠原流の犬追物(いぬおうもの)・流鏑馬(やぶさめ)・笠懸(かさがけ)等、武家の弓馬の故実を伝える書物で、弓馬の故実だけでなく、器物の取扱法・配置法・書式・挨拶法等についても記されてる。　

◆ご来館にあたってのお願い
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入館時に、検温、健康状態申告書の提出、マスクの着用等にご協力をお願いします。また、密接を避けるため、入場制限を行う場合があります。詳細はこちらをご確認ください。

開催概要EVENT DETAILS

会期	2020年6月16日(火)～2020年8月30日(日)
会場	国立公文書館 Google Map
住所	東京都千代田区北の丸公園3番2号 [公式アクセスMAP]
時間	9:15～17:00
休館日	会期中無休
観覧料	無料
TEL	03-3214-0621（代表）
URL	https://www.archives.go.jp/