この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
江戸時代、東海道を行きかう旅人相手に「おみやげ品」として売り出されたものが「大津絵」です。
大津の逢坂峠から追分宿あたりで売られ、はじめは旅の安全や現世利益の仏画からスタートしましたが、次第に「藤娘」や「鬼念仏」といった世俗的な画題に人気が集まり、明治維新とともに街道みやげの役割を終えたといわれています。
ところが、チープで単純素朴な絵に心奪われた人々が、明治以降ひそかにコレクションに加え、大津絵は美術品として注目されたのです。コレクターは明治末の浅井忠、富岡鉄斎にはじまり、大正期の山内神斧、柳宗悦、そして戦後の小絲源太郎などです。
この展覧会は、そんな大津絵に魅せられたコレクター群像をひもときながら、日本民藝館をはじめとする名品約150点を味わう、美術館初の試みです。ピカソも愛して秘蔵した、ユルくて愛らしい大津絵に、いま熱い視線が注がれています。
◆ 同時開催:山内神斧と吾八の時代
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年5月19日(火)~2020年6月28日(日)
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会場 | 福島県立美術館 Google Map |
展示室 | 福島県立美術館 企画展示室 |
住所 | 福島県福島市森合字西養山1番地 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 祝祭日の月耀は開館し、その翌日が休館 祝祭日の翌日がウィークデイの場合休館 展示替え等による臨時休館があります |
観覧料 | 一般・大学生 1,000円(800円) 高校生 500円(400円) 小中学生 300円(200円)
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TEL | 024-531-5511 |
URL | https://art-museum.fcs.ed.jp/ |
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