桑久保徹
A Calendar for Painters without Time Sense. 12/12
- 開催期間:2020年12月12日(土)~2021年2月7日(日)
- クリップ数:3 件
この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
桑久保は神奈川県を拠点に活動する気鋭の画家。現代美術に立ち向かうための方法として、自分の中に「架空の画家」を見出し、「彼に描かせる」という演劇的アプローチから創作をスタートしました。油絵具を盛り上げるなどの古典的な技法やモティーフを用い、心象風景を現代的かつ物語性豊かに紡ぎ出す表現は、国内外で高い評価を受けています。
桑久保が近年取り組んでいるのは、美術史に輝く巨匠をオマージュした「カレンダーシリーズ」。ムンク、ゴッホ、モディリアーニなど桑久保により選ばれた巨匠が12か月に当てはめられ、カレンダーの「月」に見立てられます。画面には巨匠たちの息遣いが漂い、鮮やかな色彩と描かれた様々なモティーフが溶け合うことで、時空を超えた共鳴が生まれます。
本展は完結したカレンダーシリーズとともに、関連するドローイングも一堂に会した初の展覧会となります。各作品において過去の巨匠の生きた時代・制作の時間を現在の私たちの時間・生活と比較させることによって、時間の概念を強く感じさせる異次元空間を演出することを試み、現代美術の新たな理解と視座を得ることを企図します。
◆ 桑久保徹(くわくぼとおる)
1978年神奈川県生まれ。2002年多摩美術大学絵画科油画専攻卒業。今までに、ニューヨーク、ロンドン、ベルリン、コペンハーゲン、シンガポール、ソウル、台北、東京など世界各地で個展を行う。主な展覧会として「サイト-場所の記憶、場所の力-」(広島市現代美術館、2013年) 、「東京画 Ⅱ:心の風景のあやもよう」(東京都美術館、2013年)、「VOCA 2012」(上野の森美術館、2012年)、「アーティスト・ファイル2010 現代の作家たち」(国立新美術館、2010年)、「トーキョーワンダーウォール」(東京都現代美術館、2003年)に参加。受賞歴に第3回Dアートビエンナーレ最優秀賞 (2013年)、VOCA展2012 奨励賞(2012年)、第三回絹谷幸二賞(2011年)、トーキョーワンダーウォール賞(2002年)。作品は、ジャピゴッツィコレクション、第一生命保険株式会社、高橋コレクション、高松市美術館、タグチ・アートコレクション、トヨタアートコレクションなど、国内外で数多く所蔵。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年12月12日(土)~2021年2月7日(日)
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会場 | 茅ヶ崎市美術館 Google Map |
展示室 | 茅ヶ崎市美術館 展示室1・2・3 |
住所 | 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 12月29日(火)~1月3日(日) |
観覧料 | 一般 600円(500円) 大学生 400円(300円) 市内在住65歳以上 300円(200円)
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TEL | 0467-88-1177 |
URL | https://www.chigasaki-museum.jp/ |
茅ヶ崎市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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