この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
19世紀後半、日本の文物がヨーロッパに流入したことで熱狂を巻き起こした「ジャポニスム」は西洋の工芸品やデザインに影響を与えました。その影響は当時の西洋諸国を席巻していたアール・ヌーヴォー様式にも大いに見られます。
ジャポニスムが流行のスタイルとなった一方、ヨーロッパ諸国の工芸美術館は日本の漆工芸や陶磁器を収集しました。ブダペスト国立工芸美術館も1872年の開館当初から日本の美術品を積極的に収集してきたのです。
本展は、日本の美術がどのようにして西洋に影響を与えたか、そして日本美術を西洋がどのように解釈したか、その歴史を辿るものです。
ハンガリーブダペスト国立工芸美術館の大改修のタイミングに合わせることで実現した大変貴重な展覧会です。
ジャポニスムとアール・ヌーヴォーをテーマに、ブダペスト国立工芸美術館の所蔵品から、ティファニー、ガレ、ドーム兄弟やラリックを含めた名品とともに、ジョルナイ陶磁器工房などハンガリーを代表する作品群を含めて約200点を紹介します。その作品のほとんどが日本初公開です。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年3月24日(火)~2020年5月10日(日)
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会場 | 福島県立美術館 Google Map |
住所 | 福島県福島市森合字西養山1番地 |
時間 |
9:30~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 ※ただし5月4日(月)は開館 |
観覧料 | 一般 1,300円(1,100円) 大学生・専門学校生 1,100円(900円) 小・中・高校生 650円(500円)
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TEL | 024-531-5511 |
URL | http://www.fct.co.jp/Japonisme_F/ |
福島県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆講演会① 「開幕記念講演会」
日時:3月24日(火) 14時~15時30分頃まで
講師:ガブリエラ・バッラ氏(ブダペスト国立工芸美術館キュレーター、本展監修者)
◆講演会② 「海を渡った日本工芸とジャポニスム」
日時:3月28日(土) 14時~15時30分頃まで
講師:木田拓也氏
(武蔵野美術大学教授、本展監修者)
各回とも会場は美術館講堂 聴講無料
◆ゲストトーク「アール・ヌーヴォーとガラス-ガラスアーティストの視点から-」
日時:4月18日(土) 14時~15時頃まで
講師:近岡 令氏(ガラス作家)
企画展観覧券を購入の上、企画展示室入口に集合
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