この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
安芸の宮島の名でも親しまれる厳島(いつくしま)は、古来平清盛をはじめとする貴人が参詣に訪れる海上の聖地として知られてきました。
江戸時代に入ると遊楽の地、憧れの旅先としてもその知名度を高めます。
江戸時代初期には、京都や天橋立、松島など、各地の名所に遊楽する人々の様子を描く名所風俗図屏風が盛んに描かれますが、その中でも厳島を描いた作例数が目立って多いことが、その人気のほどを表しているでしょう。
大きな画面に細やかに描きこまれた人々は、船を岸に着けて厳島神社を参拝するだけでなく、弥山の山頂を目指し、商店の並ぶ通りをそぞろ歩き、海辺で賑やかに宴会し、時には踊り、たいへん楽しげに厳島を満喫しています。
本展は、これら厳島図屏風を軸に、浮世絵、版本等江戸時代の作例を中心に展示し、当時の人々が憧憬してやまなかった聖地の様子をご覧いただきます。
描かれた厳島を堪能した後は、うみもりテラスから現在の厳島の眺望をお楽しみください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年11月23日(土・祝)~2019年12月29日(日)
|
---|---|
会場 |
海の見える杜美術館
![]() |
住所 | 広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※但し、月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日は休館 |
観覧料 | 一般 1,000円 高大生 500円 中学生以下 無料
|
TEL | 0829-56-3221 |
URL | http://www.umam.jp/exhibition20191123.html |
海の見える杜美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ 公開レクチャー
「絵図から見る江戸時代の厳島参詣」
※要事前申込み
講師:大知徳子氏
(県立広島大学 地域基盤研究機構 地域基盤研究センター 宮島学センター 特命講師)
日時:11月30日(土)13:30~15:00
会場:海の見える杜美術館
定員:30名(先着順、要事前申込)
参加費:無料(ただし、要入館料)
申込み方法:電話かメールでお申込。その際、参加者の名前と電話番号をお知らせください。
※なお、定員に達し次第締め切りとなります。
Tel:0829-56-3221
メールアドレス: info@umam.jp (件名に「厳島に遊ぶ展レクチャー参加希望」と記入してください)
◆ 学芸員によるギャラリートーク
日時:12月7日(土)、12月21日(土)、12月28日(土)
13:30~(45分程度)
会場:海の見える杜美術館 展示室
参加費:無料(ただし要入館料)
事前申込み:不要
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
広島県で開催中の展覧会
出展作品・関連画像IMAGES

厳島図屏風 六曲一隻 江戸時代 海の見える杜美術館

厳島天橋立図屏風 六曲一双のうち厳島図 江戸時代 海の見える杜美術館

厳島図屏風 六曲一双のうち右隻 江戸時代-海の見える杜美術館

厳島図屏風 六曲一双のうち左隻 江戸時代-海の見える杜美術館

歌川広重 六十余州名所図絵 安芸 江戸時代 海の見える杜美術館

吉野厳島図屏風 六曲一双 吉野 全図

吉野厳島図屏風 六曲一双 厳島 全図