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代表作品集結、過去最大規模展❗️後藤純男の画業が概観出来ます
展示規模もさることながら作品のスケールにも圧倒されます。やはり滝シリーズ、大和の古寺シリーズがぐっときます。昭和59年以前と以後で変わる作品の実景と心象のバランスにも注目です。風景に対する向き合い方の違いは会場で。画業初期から追及している雪景色は絶品です。
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大自然や古寺の崇高な美しさを生涯追求した日本画家、後藤純男<昭和5年(1930)~平成28年(2016)>の初期から晩年までの画業を作品60点余とスケッチや写真等をたどりつつ過去最大規模で紹介します。後藤は千葉県野田市に真言宗住職の子として生まれ、16歳の時山本丘人(きゅうじん)に、後に丘人の紹介で田中青坪(せいひょう)に師事、院展(日本美術院展)では計65回の出品を果たしました。
後藤の題材は、郷里の慣れ親しんだ風景から北海道などに取材した滝、法隆寺などの大和古寺、中国の農村風景を描いた作品と、時代とともに対象を拡げながら重厚で厳かな作風を貫き、際立った緊張感を伴って崇高で尊いものへと鑑賞者を誘引していきます。院展では奨励賞、日本美術院賞、内閣総理大臣賞を受賞、同人理事を務めるほか院展出品作《大和の雪》で日本芸術院賞・恩賜賞を受賞。
千葉県流山市を拠点に、北海道空知郡上富良野町、埼玉県北葛飾郡松伏町、中国西安にもアトリエを構え精力的に制作を続け、生涯絵のみちを追求しました。
会期 |
2019年11月2日(土)~2020年1月19日(日)
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会場 | 千葉県立美術館 Google Map |
展示室 | 千葉県立美術館 第1・2・3・8展示室 |
住所 | 千葉県千葉市中央区中央港1-10-1 |
時間 | 9:00~16:30 |
休館日 |
月曜日 ※ただし月曜日が祝日・振替休日に当たるときには開館し、翌日休館 年末年始(12月28日~1月4日) |
観覧料 | 一般 1,000円 高・大 500円 65歳以上、中学生以下、障害者手帳をお持ちの方及び介護者1名は無料
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TEL | 043-242-8311 |
URL | http://www2.chiba-muse.or.jp/ART/ |
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展示規模もさることながら作品のスケールにも圧倒されます。やはり滝シリーズ、大和の古寺シリーズがぐっときます。昭和59年以前と以後で変わる作品の実景と心象のバランスにも注目です。風景に対する向き合い方の違いは会場で。画業初期から追及している雪景色は絶品です。
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