この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
鳥は、古来、美術において重要なモチーフです。さえずり、飛び、泳ぎ、はねるという変化に富むしぐさ、鮮やかな色、美しい声色などの鳥の特性を、古くから人々は愛で、時に神聖なものとして崇め、吉祥の意味を見出し、あるいは生活と密接に結びつくものとして絵に描いてきました。
本展覧会では、ヤタガラスという神の使いとしての鳥の姿や、長寿を象徴し、吉祥モチーフとして絶えず描かれてきた鶴、聖天子の誕生とともに現れると考えられた瑞獣・鳳凰、四季おりおりの花と合わせて愛でるために描かれた美しく愛らしい鳥など、鳥の多種多様な表現をご覧いただきます。
雀や鶏などの私たちに身近なかわいい鳥から鳳凰などの想像上の鳥までが一同に集まる、美術の森ともいうべき展覧会場でのバードウォッチングを通じて、人と鳥の意外なほどに深い関わりや、さまざまな画家が表現しようとした鳥の美しさや愛らしさを、ぜひ見つけてみてください。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年8月3日(土)~2019年11月10日(日)
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会場 |
海の見える杜美術館
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住所 | 広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※但し、祝日・振替休日の8月12日、9月16日、9月23日、10月14日、11月4日は開館、その翌日の火曜日を休館とする 9月17~20日(展示替えによる休館) |
観覧料 | 一般 1,000円 高大生 500円 中学生以下 無料
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TEL | 0829-56-3221 |
URL | https://www.umam.jp/ |
海の見える杜美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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