この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
本展は、浮世絵史上、最大の画派として栄えた歌川派の代表的な絵師たちを特集する展覧会です。今回特に注目するのは、歌川派の確かな地盤をつくった開祖として知られる歌川豊春(1735-1814)です。西洋の遠近法を取り入れた「浮絵(うきえ)」や、一点ものの肉筆美人画を特集します。
豊春については、近代以降に着手された史料類の研究によって、豊後臼杵(現大分県臼杵市)の出身説が提唱されました。本展では謎の多い豊春のバックグラウンドについても検証します。
開祖豊春を筆頭に、その優れた弟子として同派の中興を担った豊国と豊広、さらにその門下から出て傑出した才能を示し、幕末の浮世絵界をリードした国貞、国芳、広重、また同派のライバルでもあった葛飾北斎や喜多川歌麿の紹介も含め、美人画、役者絵、武者絵、風景画など、さまざまなジャンルの浮世絵約140点(前後期含め)を展示します。
各時期を代表する歌川派の天才・奇才の絵師たちの作品を系統的にご覧いただき、絵師たちの卓抜なデザインや華麗な色彩に注目しながら、現代においても決して輝きを失わない浮世絵芸術の粋、その美的特質をじっくりご鑑賞いただきます。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年9月20日(金)~2019年10月27日(日)
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会場 | 大分県立美術館(OPAM) Google Map |
展示室 | 大分県立美術館 3階 展示室B |
住所 | 大分県大分市寿町2番1号 |
時間 |
9:00~19:00
(最終入場時間 18:30)
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休館日 | 10月7日(月) |
観覧料 | 一般 800円(600円) 大学生・高校生 500円(300円)
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TEL | 097-533-4500 |
URL | https://www.opam.jp/exhibitions/detail/503 |
大分県立美術館(OPAM)の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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