5.0
いままでと違った見方
青銅器はもともと好きなのですが、以前開催の動物模様を見る展覧会で饕餮文などの見分け方を学んで以来、つい外側の文様に目が行きがちでしたが、今回は全く別物!!でした!
蓋の内側や底面、取っ手の下側などにひっそりと刻まれている金文が今回のメインテーマ。
線書きでえがかれたのかしら?(古代オリエントの象形文字がよく石に刻まれているように)とおもいきや、実は鋳造されていたのでは?という説に基づいてその技法も紹介されえいる、面白い展覧会です。
象形文字から漢字へ変わっていき、銅鏡に至るころには願い事を刻んだりといろいろ変化していくさまも面白いです。
漢字好きさん必見!!そして普段は他館に別々に収蔵されている、兄弟ともいえるセットものが隣り合って展示されるのも初!!とのこと。
こちらもぜひ見てほしいです。
そして、台東区の書道博物館さんのものが多いことにびっくり・・・いつも常設にされているものだとか。。。こちらの館にも足を運んでその他の展示も楽しみたいところです。