この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
1964年の東京オリンピックは国家の一大プロジェクトとして華々しく開催され、その公式ポスターをデザインしたのは新潟出身のデザイナー・亀倉雄策(かめくらゆうさく 1915-1997)でした。
このオリンピックは、デザイナーたちが総力を結集して取り組んだ一大デザインプロジェクトであったと言われています。同年、東京では読売アンデパンダン展が中止され、反芸術の議論が過熱する一方、新潟では全国に先駆けて現代美術館が長岡市に開館するなど、現代美術をめぐる状況は過渡期でした。
本展では、「東京オリンピック」と「長岡現代美術館」を中心に、日本美術のひとつの転換期にあたるこの時代の美術の諸相を、新潟県立近代美術館と駒形十吉記念美術館の所蔵品を中心に展観します。
また、2020年春に取り壊しが決まっている長岡現代美術館(現・長岡商工会議所)の建物および移設される斎藤義重の壁面レリーフは、当時の面影を残す稀有な遺構です。この貴重な建物を記録に残し、その写真を併せて展示します。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2020年1月25日(土)~2020年3月22日(日)
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会場 | 新潟県立近代美術館 Google Map |
住所 | 新潟県長岡市千秋3丁目278-14 |
時間 | 9:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 ※月曜日が祝日の場合は、翌日休館 |
観覧料 | 一般 700円(600円) 大・高校生 500円(400円) 中学生以下 無料
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TEL | 0258-28-4111 |
URL | https://kinbi.pref.niigata.lg.jp/ |
新潟県立近代美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ 美術鑑賞講座
「1964―現代美術の背景」
2月1日(土) 14:00~15:30 講堂
申込不要/聴講無料
講師:藤田裕彦(新潟県立近代美術館 学芸課長)
詳しくはこちら
「長岡現代美術館賞と同時代美術」
2月15日(土) 14:00~15:30 講堂
申込不要/聴講無料
講師:濱田真由美
(新潟県立近代美術館 主任学芸員)
詳しくはこちら
◆ 担当学芸員によるギャラリートーク
1月26日(日)、2月9日(日)、23日(日)、
3月8日(日)、22日(日)
各回14:00~ 企画展示室 申込不要/要観覧券
◆ ニットで編む 亀倉雄策名作ポスター
1月25日(土)~3月1日(日) 企画展示室ロビー
要観覧券
亀倉雄策が設立の中心的役割を果たした公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の設立40周年記念大会に併せて、五泉ニット工業協同組合が制作した亀倉雄策ポスターのニット作品を展示します。
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