この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
日本を代表する世界的影絵作家である藤城清治氏は、自ら編み出した方法で幅広いテーマで独特の世界を創り続け、「光と影の詩人」と称せられています。
その藤城氏が日向神話を描いた渾身の大作ステンドグラス「神の光 生命の国 愛と花 ~宮崎と日本の神秘の美しさを世界へ~」がいよいよ5月中旬 宮崎空港ターミナルビルにオープンすることに合わせて、宮崎県立美術館で「藤城清治 愛生きる メルヘン展」を開催し、130点あまりの作品を展示し多くの人の文化・芸術への関心を高めます。
また来年2020年には、宮崎県で「第35回国民文化祭・みやざき2020」、「第20回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会」(国文祭・芸文祭みやざき2020)が開催されます。
大会のキャッチフレーズである「山の幸 海の幸 いざ神話の源流へ」と、氏の生み出す神話を題材にした作品の数々が重なり合うことから、今回の美術展を「国文祭・芸文祭みやざき2020」のプレイベントとして実施し、県内外の皆様に両大会への関心を高めてもらう一助とします。
◆藤城清治プロフィール
1924年4月17日東京生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。在学中より影絵劇創作活動を開始。卒業後、東京興行(現 テアトル東京)宣伝部に入社。NHKテレビの試験放送が始まりNHKの専属となる。人形と影絵の劇団ジュヌ・パントル(後の木馬座)を結成。影絵劇では「銀河鉄道の夜」をはじめとした名作を生み出した雑誌「暮らしの手帖」などへの連載、絵本や我執の出版ほか、自主提供したテレビ番組「木馬座アワー」で登場したキャラクター「ケロヨン」は爆発的人気を博す。全国で開く影絵展は、人々に感動を与え続けている。2013年栃木県那須高原に常設の藤城清治美術館が開館。 紫綬褒章、勲四等旭日小綬賞、宮沢賢治賞ほか多くの賞を受けるなど、唯一無二の芸術世界は高く評価されている。2015年、講談社から「藤城清治の旅する影絵日本」を出版。2016年、女子パウロ会から「アッシジの聖フランシスコ」を、講談社から「ブーちゃん」を出版。2017 年、講談社から「影絵の絵本 グリム」を出版。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2019年4月13日(土)~2019年5月26日(日)
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会場 | 宮崎県立美術館 Google Map |
展示室 | 宮崎県立美術館 2階企画展示室 |
住所 | 宮崎県宮崎市船塚3-210(県総合文化公園内) |
時間 | 10:00~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 5月7日(火)、5月13日(月)、5月20日(月) |
観覧料 | 一般 1,400円(1,200円) 高・大学生 1,200円(1,000円) 小・中学生 700円(500円)
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TEL | 0985-20-3792 |
URL | http://mrt.jp/event/contents/fujishiro/ |
宮崎県立美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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