この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
「風景」という言葉は、目の前に広がる自然だけを指すものではないでしょう。そこに人工的な建造物が加わり、集落ができて生活が始まると、離れた地点から眺めれば、人々の営みも含めたすべてが風景となるはずです。
家具デザインに興味を持ち、鹿児島から東京に出た中原慎一郎は、自ら興した会社〈ランドスケーププロダクツ〉を通じて、そのときどきの興味に忠実に、活動の幅を広げていきました。
その中心にある考えは「よい風景をつくる」というものでした。
今回は、中原の憧れの対象であったデザインや工芸やアート作品などと、それらを学ぶことで出会った鹿児島の若い工芸家たちの作品などを、26のキーワードに分けて並列に展示していきます。
そこには、鹿児島によりよい風景をつくるために欠かせない自由な発想や独創性が、おのずと浮かび上がってくることでしょう。
◆中原慎一郎とランドスケーププロダクツについて
中原慎一郎は,1971年鹿児島県生まれ。鹿児島大学教育学部美術科卒業。ランドスケーププロダクツ・プロダクト・ファウンダー。ランドスケーププロダクツは,1997 年,中原を中心に結成。1940年~60年代のモダンデザインをルーツに新しいものづくりを目指す。家具の製造販売,住宅・オフィス・店舗の空間デザイン,直営店展開,エキシビションやイベントのプロデュース・ディレクション,編集/出版,ブランディングと活動範囲を広げ,新たなランドスケープ(風景)作りに取り組んでいる。
鹿児島に関する取り組みは,独自の視点で鹿児島を立体的に編集したイベント「さつまもの」を国内外にて開催。鹿児島県特産品協会のプロジェクト「MIGOTE」,鹿児島県川辺仏壇協同組合のプロジェクト「川辺手練(しゅれん)団」の監修を務める。
「イームズ・デザイン展」(東京都美術館 2002)テクニカルチーム,「民藝とランドスケーププロダクツの出会い」展(アサヒビール大山崎山荘美術館 2003)ほか,展覧会・イベントの監修多数。
開催概要EVENT DETAILS
会期 | 2019年4月27日(土)~2019年6月30日(日) |
---|---|
会場 | 鹿児島県霧島アートの森 Google Map |
住所 | 鹿児島県姶良郡湧水町木場6340番地220 |
時間 |
9:00~17:00
|
休館日 |
月曜日 月曜日が祝日の場合は翌日 |
観覧料 | (入園料) 一般 310円(240円)(620円/年) 高校生・大学生 200円(160円)(400円/年) 小学生・中学生 150円(120円)(300円/年) ※( )内は団体料金20名以上 ※( /年)内は、年間パスポート料金 ※幼児は無料です ※身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者保健福祉手帳のご提示のあった方と、その介護者1名は入園料免除となります
|
TEL | 0995-74-5945 |
URL | https://open-air-museum.org/schedulelist/2019-04-27 |
鹿児島県霧島アートの森の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆オープニングイベント
4月27日(土)14:00〜16:30
eatrip 野村友里,十五代沈壽官,中原慎一郎ほか
◆トークイベント
4月27日(土)十五代沈壽官
4月28日(日)野村友里、5月、6月
◆PlayMountain POP UP shop
4月27日(土)〜5月6日(月)及び毎週土日
感想・評価 | 鑑賞レポートREVIEWS
あなたも感想・評価を投稿してみませんか?
感想・評価を投稿する
より詳しい鑑賞レポート 《600文字以上》のご投稿はこちらから。
ページ枠でご紹介となります。
鑑賞レポート《600文字以上》を投稿する
周辺で開催中の展覧会も探してみて下さい。
鹿児島県で開催中の展覧会