この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
美術にとっての「偶然」とは、どのようなものでしょうか。
多くの芸術家は、作品を制作するための高い技術を有し、その技術は絵筆のストロークや色彩を制御して、想定したとおりの結果を得るために使われます。いかに「偶然」を排除するか、という事に注意が払われました。
西洋美術において、長くヒエラルキーの上位に位置していたのは、技術と知識に基づいて熟考された、歴史画や宗教画の大作でした。
対して、近代以降の芸術家の中には、「偶然」によって生み出される思いもよらない表現に面白みを感じ、作品に応用する者も現れました。
ダダやシュルレアリスト、現代アーティストたちによるパフォーマンスなど、20世紀初頭から現在にかけて、多くの芸術家を挙げることができます。
例えば、シュルレアリストが発明したデカルコマニーは、絵具を紙などではさむことで、偶発的な形が表れることを利用した技法です。アクション・ペインティングやアンフォルメルなどの抽象絵画では、感情や行為を重んじて即興的な表現がなされています。
芸術家たちが作品に取り入れた美術の「偶然」。新潟市美術館のコレクションにより、その魅力を探ります。
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年12月7日(金)~2019年4月14日(日)
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会場 | 新潟市美術館 Google Map |
住所 | 新潟県新潟市中央区西大畑町5191-9 |
時間 | 9:30~18:00 (最終入場時間 17:30) |
休館日 |
月曜日 月曜日が祝日の場合翌日休館 2018年12月25日(火)~2019年1月11日(金) 2019年4月9日(火)~12日(金) |
観覧料 | 一般 200円(160円) 大学生・高校生 150円(110円) 中学生・小学生 100円(70円)
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TEL | 025-223-1622 |
URL | http://www.ncam.jp/exhibition/4573/ |
新潟市美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
講演会・イベント情報EVENT INFORMATION
◆ コレクション展ギャラリートーク
(新潟市美術館学芸員による解説)
2018年12月22日(土)
2019年1月26日(土)、2月23日(土)、3月23日(土)
※いずれも午後2時から
(直接常設展示室にお越しください)
※いずれも当日の観覧券が必要となります。
◆ ふれあい美術館ガイド
(美術館協力会ボランティアによる案内と解説)
2018年12月16日(日)
2019年1月20日(日)、2月17日(日)、3月17日(日)
※いずれも午前11時から
(直接エントランスホールにお越しください)
※いずれも当日の観覧券が必要となります。
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