5.0
藤田の人生に沿った展覧会です
目黒区立美術館でやったものの巡回展ではありましたが、こちらの会場の広さと展示方法がよかったので、見やすく楽しめました。
冊子は違ったページの展示なので、巡回とはいってもまったく同じではなく、新たなものも見ることができてよかったです。
嗣治が送った手紙なども見やすく、今回はじっくり一枚ずつイラストも楽しみながら見れたので、目黒で見た人も再見をオススメします。
常設側で展示されている写真も「エコール・ド・パリ」でこちらもとてもたのしく見てきました!!
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2018(平成30)年、藤田嗣治の没後50年を迎え、大規模な回顧展が開催されるなど再び藤田芸術に注目が集まっています。
この機会に東京富士美術館では、藤田の画業の中でも特筆すべき分野の一つである挿絵を中心に紹介する展覧会を開催する運びとなりました。
東京富士美術館には藤田の生涯を通じてフランスで出版された貴重な挿絵本をほぼ網羅する50冊がまとまって収蔵されており、そのコレクションはこの藤田の美しく愛すべき「本のしごと」を紹介する本展の一章を担っています。
1886(明治19)年、東京に生まれた藤田嗣治は、東京美術学校(現在の東京藝術大学)の西洋画科で学んだ後、1913(大正2)年にフランスに渡ります。
1919年にサロン・ドートンヌに出品した6点すべてが入選。エコール・ド・パリの代表的な画家として活躍し、とりわけ1920年代初頭に発表した乳白色の肌をもった裸婦像は藤田独自の表現として当時のヨーロッパで高い評価を得ました。
フランスで画家としての地位を確立した藤田は、絵画だけでなく挿絵本の仕事にも積極的に取り組みました。19世紀後半から20世紀にかけて、希少性の高い挿絵本は愛書家たちの収集対象となっており、藤田がパリに渡った当時のヨーロッパは挿絵本の興隆の時代でした。
1919年、藤田は初めての挿絵本『詩数篇』を手がけ、1920年代には30冊以上の挿絵本がフランスで出版されました。これは当時のフランスでの藤田の人気を反映したものであると同時に、藤田自身が挿絵本の世界に魅せられていたことを物語っています。
本展では戦前のフランスで発行された藤田の挿絵本、1930年代から40年代の日本での出版に関わる仕事、1950(昭和25)年フランスに移住した後の大型豪華本の挿絵などの「本のしごと」を中心に、絵画や版画といった「絵のしごと」、さらには藤田が友人に送ったハガキや絵手紙、手作りのおもちゃ、陶芸作品なども同時に展示し、藤田の幅広い制作活動を紹介します。
会期 |
2019年1月19日(土)~2019年3月24日(日)
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---|---|
会場 | 東京富士美術館 Google Map |
展示室 | 東京富士美術館 本館・企画展示室1~4 |
住所 | 東京都八王子市谷野町492-1 |
時間 |
10:00~17:00
(最終入場時間 16:30)
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休館日 |
月曜日 祝日の場合は開館。翌日火曜日が振替休館 |
観覧料 | 大人 1,300円(1,000円) 大高生 800円(700円) 中小生 400円(300円) 未就学児 無料
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TEL | 042-691-4511 |
URL | http://www.fujibi.or.jp/ |
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目黒区立美術館でやったものの巡回展ではありましたが、こちらの会場の広さと展示方法がよかったので、見やすく楽しめました。
冊子は違ったページの展示なので、巡回とはいってもまったく同じではなく、新たなものも見ることができてよかったです。
嗣治が送った手紙なども見やすく、今回はじっくり一枚ずつイラストも楽しみながら見れたので、目黒で見た人も再見をオススメします。
常設側で展示されている写真も「エコール・ド・パリ」でこちらもとてもたのしく見てきました!!
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