5.0
観山、春草、武山日本美術院系の絵画好きな人必見
展示室入ってすぐ、最初期の歴史画で引き込まれます。若くして凄い完成度です。大観・観山風あり、江戸琳派風あり、やまと絵ありどれも光る名品です。そして林響スタイルを確立した色鮮やかな風景画、屏風の数々、田園風俗画は必見です。相変わらず千葉美はキャプションが素晴らしい❗️
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石井林響(いしいりんきょう 本名 毅三郎 1884-1930)という、明治大正の時代を駆け抜けた日本画家がいました。
千葉県山武郡土気本郷町(現千葉市)に生まれ、東京で橋本雅邦に入門、はじめは「天風」の名で若くして頭角をあらわし、歴史画から色鮮やかな風景画や田園風俗画へと画風を大きく展開させながら、画壇への刺激や示唆を与え続けた熱血漢でした。
「どこの展覧会でも光っていた」と言われる活躍をし、帝展の委員となるなど地位も築きますが、「林響」と号を変えた大正の半ばからは次第に「野に帰る心地」となり、大正15年、郷里に近い千葉の大網宮谷に画房「白閑亭」を築いて移住。
新たな画境へ進み始めたところでしたが忽然と、45歳の若さで急逝しました。しかしその才気と気概は、画人たちや房総の人々にも大きな存在感を遺しています。
本展では新たな資料と視点を交えて画業の全容を回顧、文人画への傾倒などを通じて「野人林響」が追い求めた理想の世界を探り、今の時代にこそ見直してみたい、その魅力をあらためて広く紹介します。
会期 |
2018年11月23日(金・祝)~2019年1月14日(月・祝)
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会場 | 千葉市美術館 Google Map |
住所 | 千葉県千葉市中央区中央3-10-8 |
時間 |
10:00~18:00
(最終入場時間 17:30)
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休館日 | 12月3日(月)、12月29日(土)~1月3日(木) |
観覧料 | 一般 1,200円(960円) 大学生 700円(560円) 小・中学生、高校生無料
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TEL | 043-221-2311 |
URL | http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2018/1123/1123.html |
◆ 講演会「石井林響と房総の支援者たち」
講師 堀内瑞子(城西国際大学水田美術館学芸員)
12月2日(日)14:00~(13:30開場予定)
11階講堂にて(聴講無料・先着150名)
◆ 市民美術講座
「石井林響に惚れ直す−林響の愛したものたちとともに−」
講師 松尾知子(千葉市美術館上席学芸員)
12月16日(日)14:00~(13:30開場予定)
11階講堂にて(聴講無料・先着150名)
◆ ギャラリートーク
担当学芸員による
11月28日(水) 14:00~
ボランティアスタッフによる
会期中毎週水曜日(11月28日を除く)14:00~
※水曜日以外の平日の14:00にも開催することがあります。
※会場の混雑状況により中止となる場合があります。
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展示室入ってすぐ、最初期の歴史画で引き込まれます。若くして凄い完成度です。大観・観山風あり、江戸琳派風あり、やまと絵ありどれも光る名品です。そして林響スタイルを確立した色鮮やかな風景画、屏風の数々、田園風俗画は必見です。相変わらず千葉美はキャプションが素晴らしい❗️
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