この展覧会についてABOUT THIS EXHIBITION
山形美術館の開館後間もない1968(昭和43)年、当時の山形銀行会長であった長谷川吉郎氏より(山)長谷川家歴代が収集した美術品が寄贈されてから、2018(平成30)年で50年となるのを記念して開催する展覧会です。
重要文化財の与謝蕪村(よさぶそん)《奥(おく)の細道図屏風(ほそみちずびょうぶ)》を含む163点の美術品は、館を代表するコレクションとして長らく親しまれてきました。
さらに1995(平成7)年には、現在の当主、山形銀行頭取の長谷川吉茂氏より7点の県指定有形文化財を含む48点の寄贈を受け、同コレクションは江戸から明治にかけて、狩野派、文人画、円山四条派を系統的にたどることのできる質実両面において充実したものとなりました。
今回は(山)長谷川家※からの特別出品も含め、江戸時代より紅花で栄えた山形を代表する商家、長谷川家が愛した江戸から明治にかけての日本美術の名品をご紹介します。
◆同時開催
1994(平成6)年、(谷)長谷川家※の長谷川憲治氏より絵画・書81点の寄贈を受けてから2019(平成31)年で25周年となるのを記念し、同家寄贈作品の名品も紹介します。
※(山)と(谷)は、それぞれ丸の中に「山」と「谷」と表記し、まるやまはせがわけ、まるたにはせがわけ、と区別されます。
◆ 主な展示作品
与謝蕪村《奥の細道図屏風》(重要文化財) / 松尾芭蕉《出羽三山短冊》/ 熊代熊斐《松鷲梅孔雀図屏風》(後期) / 長沢蘆雪《富士見西行図》(後期) / 谷文晁《熊野舟行図》(前期:上巻、後期:下巻) / 谷文晁《慈母観音図》(後期) / 田能村竹田《浅絳山水図》(前期) / 岡田半江《米法山水図》(後期) / 渡辺崋山《溪澗野雉図》(後期) / 横山華山《紅花屏風》(前期)/ 高橋草坪《竹筍蜻蛉図(若竹蜻蜓図)》(前期) / 川合玉堂《細雨》(前期) (以上11点、県指定有形文化財)
※前期(12/6-27)、後期(1/4-27)の展示替えあり
開催概要EVENT DETAILS
会期 |
2018年12月6日(木)~2019年1月27日(日)
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会場 | 山形美術館 Google Map |
住所 | 山形県山形市大手町1-63 |
時間 | 10:00~17:00 (最終入場時間 16:30) |
休館日 |
月曜日 12月25日(火)、1月15日(火) 年末年始(12月28日~1月3日)は休館 ※ただし、12月24日、1月14日は開館 |
観覧料 | 一般 800円 高大生 600円 小中生 400円(予定)
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TEL | 023-622-3090(代表) |
URL | http://www.yamagata-art-museum.or.jp/exhibition/2617.html |
山形美術館の情報はこちらMUSEUM INFORMATION
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